世界遺産に決定した松下村塾と萩城下町の紹介!!

ユネスコの世界遺産に決定した萩の城下町や松下村塾。

 

これは「明治日本の産業革命遺産」という括りで、幕末から明治にかけて飛躍的に発展した日本の産業産業革命に関する遺跡(造船場や製鉄所)の中に含まれています。

 

産業革命遺産としてまとめられると、正直違和感もありますが、松下村塾や萩の城下町に多くの人が訪れ、歴史を知るきっかけになるのは嬉しい事ですね。

 

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世界遺産登録

「明治日本の産業革命遺産」は、九州・山口一帯に遺跡が点在しているため、かなり広範囲になる、日本では19個目の世界遺産です。

 

世界遺産決定前までは軍艦島の方が話題になっていて、あまり注目されていませんが、この中には吉田松陰が主宰した松下村塾や萩市の城下町なども含まれています。

 

歴史を取り扱うブログとしては、形はどうあれ松下村塾や萩市の遺跡が世界遺産に登録されることは嬉しい事。

 

今回は『世界遺産に決まったし、萩に行ってみようかな~』と思っている方に、松下村塾や萩城下町の景色をご紹介したいと思います。

 

萩市の世界遺産

萩市にある世界遺産は下記の通り。

◆萩反射炉

長州藩が鉄製の大砲を造るために建てられた金属溶解炉。

 

◆恵美須ケ鼻造船所跡

長州藩が洋式軍艦を造った造船場跡。

 

◆大板山たたら製鉄遺跡

鉄を得るための伝統的な製鉄法、たたら製鉄をおこなっていた場所。

ここで作られた鉄の釘などが恵美須ケ鼻造船所で使われていました。

 

◆萩城下町

高杉晋作旧宅や木戸孝允(桂小五郎)旧宅、鍵曲り、萩城跡など、城下町や幕末の志士の関連史跡が数多く残っています。

 

◆松下村塾

城下町から少し離れた場所にある吉田松陰が主宰した塾の跡。

建物は現存していて、近くには初代総理大臣の伊藤博文の旧宅なども残っています。

 

こうして並べてみても「明治日本の産業革命遺産」という括りでは、松下村塾と萩市の城下町史跡には少し違和感を覚えてしまいます(笑)。

 

世界遺産というブランドは強力なので、これから多くの人が訪れるようになることは間違いなく、観光客が増えて萩の町に活気が出るのはとても嬉しい事です。

 

石見銀山が世界遺産に認定された時のフィーバーぶりを思い出せば、その影響力の凄さが分かりますよね。

 

でも、だからこそ歴史好きの人には、松下村塾や萩の城下町を訪ねるのなら世界遺産に認定される前の人が少ない時期に訪れてほしいなと思っていました。

 

松下村塾のような史跡は、一人でゆっくりと見た方が感慨深いものがあると私は思っています。

 

そしてもう1つの懸念は、世界遺産に認定されると史跡が整備されたり、観光客が多くなることで様変わりしてしまうかもしれないという事。

 

時代の流れを感じる程度に建物に傷みがあるくらいが丁度いいと思うのですが、いきなり修復されて壁や畳が新品になったら雰囲気がいっきに無くなりますからね。

 

そんな訳で、今回は世界遺産登録前に私が撮ってきた松下村塾の写真を紹介していきたいと思います。

 

途中に高杉晋作や桂小五郎、伊藤博文の旧宅の写真も紹介しているのでご覧ください。

 

松下村塾

まずはこちらがよく見る角度からの松下村塾の写真。

 

修復されているとはいえ、現存している建物なので、ところどころ傷みが目立ちます。

 

それがまた時代を感じさせてくれる要素となってとても感動するのですが、世界遺産に登録されると修復工事などが行われるかもしれないので、この姿を見ておきたいという方は早めに松下村塾を訪れることをおすすめします。

 

世界遺産決定前の松下村塾外観

 

松下村塾の裏手の写真で、控えの間と呼ばれる部分です。

 

建物のつくりを見て分かるように、屋根裏部屋のようなスペースが存在しています。

この屋根裏部屋のスペースでは授業に使う書物の印刷などをしていたそうです。

 

松下村塾裏側の控えの間の写真

 

講義室を少し離れた場所から撮影したもの。

本当に小さな小屋のような建物である事が分かると思います。

 

松下村塾遠景写真

 

松下村塾の入口。

この控えの間と呼ばれる部分は、塾生が増えてきたために増築されたものです。

 

松下村塾入口の写真

 

 

吉田松陰が実際に講義を行っていた部屋。

当時のものではないと思いますが、現地に行ってみると、畳や柱の傷み具合が良く分かります。

 

松下村塾講義室

 

 

松下村塾の隣に現存する杉家旧宅。

吉田松陰とその家族が暮らした吉田松陰の父親・杉百合之介の家という事になります。

 

杉百合之介は長州藩の下級武士で、貧しい生活だったと言われていますが、杉家旧宅は意外に広く、かなりの部屋数があります。

 

吉田松陰旧宅の写真

 

杉家旧宅内部の写真。

下級武士と言っても結構大きな家に住んでいたようです。

 

吉田松陰旧宅の部屋

 

内部の様子と屋根裏部屋に上がる階段。

 

吉田松陰旧宅の部屋の階段写真

 

吉田松陰が密航に失敗した後に幽閉された部屋。

 

吉田松陰幽閉の部屋

 

今回ご紹介した松下村塾や杉家旧宅は松陰神社の境内の中にあります。

 

その他にも松陰神社の境内には至誠館という吉田松陰の資料館があり、ここで松陰の遺品や遺書である留魂録の現物を見ることができます。

 

そして、世界遺産には含まれませんが、松下村塾周辺にある史跡も確認しておきましょう。

 

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松下村塾周辺の見どころ

松下村塾から車で5分くらいの場所に、吉田松陰の誕生地と墓所があります。

 

松陰はこの場所で生まれ、後に先程の杉家旧宅に引っ越しています。

 

誕生地には建物は残っていませんが、当時の間取りを再現したパネルなどがあります。

 

吉田松陰誕生地の写真

 

そして吉田松陰誕生地の隣にあるのが、吉田松陰の銅像。

 

ペリーの黒船を見つめるシーンを表したもので、隣にいて望遠鏡を持っているのは、一緒に密航を企てた金子重助です。

 

吉田松陰銅像の写真

 

松下村塾から吉田松陰の誕生地に向かうまでにあるのが、伊藤博文の旧宅と、玉木文之進の旧宅です。

 

伊藤博文の旧宅に関しての記事は下記の画像をクリックしてみて下さい。

 

伊藤博文旧宅

 

萩城下町

高杉晋作旧宅や木戸孝允(桂小五郎)旧宅を抱える萩市の城下町。

 

その他にも風情のある景色が広がっているので、観光客が少ない時にゆっくり歩いてみるのがおすすめです。

 

木戸孝允旧宅前の通り。

 

萩城下町写真

 

高杉晋作の旧宅がある通り。

 

世界遺産萩城下町写真

 

城下町の面影を色濃く残す鍵曲り。

 

萩市城下町の鍵曲り

世界遺産の登録が決定すると 多くの観光客で溢れかえってしまうので、早めに訪れてゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

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