44話で真田丸と、甲冑を赤一色で統一した真田の赤備えを完成させた真田幸村。

45話ではいよいよ真田丸の最大の見せ場となる大阪冬の陣が開戦します。

 

この戦いで幸村は昌幸から受け継いだ、少ない兵力で大軍に勝つための軍略を遺憾なく発揮することになります。

 

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真田丸45話『完封』のあらすじ

慶長19年の10月19日の深夜、徳川方の蜂須賀勢が明石全登の守る木津川砦に奇襲をかけて奪取した。

その後も次々に豊臣方の砦が奪われる事態に、幸村は織田有楽斎が的に内通しているのではないかと疑い始める。

 

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徳川との総攻めが始まる前に幸村は大坂城三の丸にいた春の元を訪れ、『戦が始まったら決して城から出るな。ここで梅を守る。それがお前の役目だ。』と告げる。

その様子を見ていたきりは2人の間に割って入れないでいた。

 

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そんな時、茶々がきりに対して自分の侍女になるようにと命じます。

 

徳川軍をおびき出す幸村

茶臼山に本陣を構えている家康は真田丸を軽んじる秀忠に対して、鉄砲衆だけでも千は入れること、徳川軍を見渡せる高台ににあることを挙げ、真田丸がいかに徳川にとって脅威なのかを教えこんでいく。

 

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一方、真田丸の櫓から徳川勢を見渡していた幸村は真田と同じ赤備えの井伊直孝や上杉景勝の軍勢を見つける。

 

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上杉景勝は関ヶ原で家康に反逆した過去があったため、今回は忠誠心を試すために真田丸を落とすように命じられていた。

そして、その景勝の指揮下に属して真田丸を攻めるようにと、真田信之の代わりに出陣していた信吉と信政のもとへ徳川からの書状が届く。

 

この書状を読んだ小山田信誠は、信之から松を使者として身内での争いを避けるように言われていたため、三十郎とともに佐助を介して幸村に書状を届けた。

幸村は、身内での戦いを避けるため早期に戦を始める策を実行する。

 

幸村は後藤又兵衛木村重成長宗我部盛親に真田丸に入ってもらい、前田勢に対して奇襲を仕掛ける了承を秀頼から取り付けます。

 

翌日未明、作兵衛と大助は篠山という台地に潜み、夜明けとともに六文銭の旗を振りながら『高砂』を歌って前田勢を挑発。

挑発に乗り篠山に侵攻してくる前田勢、大助たちは篠山を捨てて逃げ出し、前田勢を真田丸におびき出します。

 

真田丸の攻防

前田勢が真田丸に引き寄せられてくると幸村は佐助に真田丸内でわざと爆発を起こさせ、豊臣方が仲間割れをおこしたと誤解させ、さらに進撃に拍車をかけます。

 

前田勢は空堀を避けて誘い道から真田丸に突撃。

その時、幸村の合図で鉄砲隊が一斉射撃を仕掛けます。

 

大混乱に陥る前田勢。

そんな前田勢に、今度は後藤又兵衛の隊からも一斉射撃が開始され、長宗我部盛親による石落としによっても被害を拡大させます。

 

幸村は真田丸内の采配を木村重成に任せると馬に乗って出陣。

真田丸を駆け出すと槍を片手に前田勢を蹴散らします。

 

この幸村たちの活躍で徳川勢は総崩れ。

徳川家康はまたしても真田の前に大敗を喫してしまうことになります。

 

敵方にいた上杉景勝も幸村の戦いぶりを賞賛。

真田丸で勝鬨が上がると、幸村を尊敬の眼差しで見ていた木村重成が、戦勝報告のため秀頼の元へ走ります。

 

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疲労困憊の幸村は、大軍を指揮して采配を振るった充実感を味わっていました。

 

続き⇒46話『砲弾』のあらすじ

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(参考:NHK大河ドラマストーリー)

 



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