記念すべき真田丸の第1話は真田信繁が大坂の陣で奮戦する様子から始まります。
『日の本一の兵』と呼ばれる真田信繁の大坂の陣での勇士を描いた後、信繫が16歳だった33年前の戦国時代に舞台が移り変わります。
参考:NHK大河ドラマ・ストーリー真田丸(前編)
第1話あらすじ
第1話のあらすじを超簡単に説明すると下記のような感じです。
- 武田家の重臣が織田信長に対抗するための会議。
- 昌幸は武田が滅亡すると悟りながら妻には『俺が作った新府城は最強だ!!』と謳う。
- 穴山梅雪が織田に寝返り武田家では緊急会議。
- 昌幸『新府城よりウチ(岩櫃城)の方が堅固だからウチにきなよ』と進言。
- 小山田信茂『ウチ(岩殿城)の方がいいよ』と勝頼を説得。
- 勝頼は信幸や信繁に最後の男気を見せて岩殿に向かう。
- 信繫たちも少数パーティーで岩櫃を目指す冒険を始める。
- 岩殿城の直前まで来て小山田信茂が突如織田に寝返り。
- 勝頼は途方にくれる。
武田信玄が生きている頃からすとーりーが始まるのかと思っていましたが、本当に武田家が滅亡する直前から物語が始まります。
詳細ネタバレ
武田信玄亡き後、当主となった武田勝頼は織田信長と敵対していました。
しかし、西から迫り来る織田家の勢力を抑えるために配置した義弟の木曽義昌が織田に離反。
武田家の一大事を迎えた勝頼は上原城で重臣を集めて群議を開きます。
集まったのは穴山梅雪や跡部勝資、小山田信茂といったメンバー。
意見が割れる中、勝頼は下座に座っていた真田昌幸に意見を求めます。
『安房守(あわのかみ)お主はどう思う?』
昌幸は『新府城に引くのが上策』、潮を読み力をためて待つべきだと進言。
この発言に勝頼も頷きます。
軍議が終わると昌幸は長男の信幸に先に新府城へ行くように指示。
コレは南から徳川家康が攻めてくると予想した真田昌幸の機転でした。
一方、真田信繫は甲斐との国境を視察。
そこで徳川家康の旗印を見つけると新府に戻ってきた信幸に徳川の動きを伝えます。
『おそらく徳川は織田と一緒にいっきに攻め込んでくる』
そう告げる信繫ですが、信幸は信繫の軽挙を諫めます。
全員、西の織田軍に気をとられすぎている。
だから南の徳川が気になったと信繫は昌幸と同じ危惧を打明けます。
昌幸が帰宅すると、妻の薫が『これから武田家はどうなるのか?』と不安を口にします。
昌幸は『新府城は自分が知恵に限りを尽くして築城した名城。武田が滅びることは決してない』と薫を元気付けます。
しかしその後、信幸と信繫を呼び出した昌幸は長篠の戦いの時より織田信長の勢いは増しているため『武田は滅びる』と予言。
新府城も未完成でおだの侵攻には耐えられないので城を捨てて逃げると打明けます。
それからしばらくして武田家の重臣であった穴山梅雪が織田に寝返り、武田家の機密情報が筒抜けになってしまいます。
勝頼が開いた緊急軍議の中で昌幸は、勝頼に新府城を捨てて自身の居城・岩櫃城(いわびつじょう)に来るように進言、勝頼もこれを受諾します。
しかし、小山田信茂や跡部勝資らが昌幸は信頼できないと勝頼を説得。
思案した勝頼は信幸と信繫に岩櫃城には行かないと伝え、小山田信茂の居城・岩殿城に向かうことを決めます。
勝頼は人質となっている信幸たちを放免し、百名の護衛をつけるから岩櫃へ向かえと伝えます。
この勝頼の気遣いに対して信幸は、勝頼を守る兵が少なくなることは本望ではないと護衛の百名の兵を辞退し、勝頼の気遣いに答えます。
翌日、信幸たちは真田一族だけで岩櫃を目指します。
信繫の姉・松も岩櫃城に向かうことになり、夫の小山田茂誠は岩殿城に向かうため別々の行動をとることになります。
一方の勝頼は多くの兵が離脱する中、岩殿城の近くまでやってきます。
しかし、先に岩殿城に入った小山田信茂は茂誠に入り口を閉じるように指示。
勝頼を城内に入れず、織田に寝返った事を伝えます。