真田丸の破却、大坂城の堀の埋め立てと絶体絶命の危機におちいった大坂方。

しかし、秀頼が『まだ諦めていない』と幸村や牢人衆を鼓舞したため、大坂方は再び息を吹き返します。

 

そして、最後の決戦に向けて戦う態勢を整えると共に、幸村は家康を討ち取るための策を考え出します。

 

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真田丸48話『発火』のあらすじ

後藤又兵衛が徳川の陣に夜襲をかけ、家康を脅かした翌日。

幸村は家康は危険を感じて翌日には陣を引き払うだろうから、その隙をついて襲撃すると有楽斎に伝えます。

 

有楽斎は幸村の前では同意する様子を見せながら、すぐさま家康に書状を送ります。

書状を見た家康は徳川が陣を払えば大坂城の牢人たちは居座る理由がなくなるので、裏をかいて今日中に陣を離れることに。

 

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その頃、幸村は『おそらく家康は裏をかいて今夜中に動くので、その裏をかけ。』と、佐助に家康の暗殺を指示。

そして夜になると織田有楽斎を呼び出し、『有楽様が徳川と通じている事は分かっておりました。今すぐ出ていかれよ。』と、刀を抜いて有楽斎を大坂城から追い出します。

 

一方、幸村の命を受けた佐助は、家康の暗殺に成功したかに見えましたが、家康は影武者を用意していて、佐助が仕留めたのは影武者でした。

佐助作戦が失敗した事を涙ながらに幸村に報告します。

 

真田信吉・信政、矢沢三十郎、小山田茂誠との再会

明けて慶長二十年。

家康や諸大名は陣払いを始めますが大坂城の牢人は城に居座ったままでした。

幸村は治長や重成の前で大坂冬の陣で家康と秀忠が本陣を置いた岡山と茶臼山に砦を築き、その間を空堀で繋いで巨大な要塞とすることを提案します。

 

秀頼にも了解をもらうと、あとは時間を稼ぐために牢人たちの気持ちを和ませることが必要でした。

そこで、秀頼は牢人たちの家族など、親しいものを城に出入りさせる許可をだします。

 

すると、『私も甥たちに会ってきます』と言う幸村。

秀頼は『肉親が敵味方に分かれるのは辛いものだな・・。』と言って千姫を気遣います。

 

幸村は大助を連れてある寺に出向き、矢沢三十郎、小山田茂誠、真田信吉、信政達と再会します。

久しぶりの再会に話が弾む幸村たち。

その中で幸村は野戦の経験が豊富な小山田茂誠に対して、『敵陣に馬で突入して大将の首を狙うにはどの武器がもっと有効か?』とたずねます。

 

『ならば鉄砲が一番だ』と答えて鉄砲の長所と短所を上げる茂誠。

しかし、途中で不安を覚えて黙り込んでしまいます。

 

馬上筒の発見と信之への手紙

幸村が大坂城に帰ってくると、大坂城の庭を借りて作兵衛が畑をつくっていました。

そこはかつて千利休の屋敷があった場所。

 

作兵衛がクワを使って地面を耕していると、桐の箱が出てきて、それを空けると中には銃身の短い小型の銃が2丁入っていました。

幸村がその銃を毛利勝永に見せると、勝永は『馬上筒(ばじょうづつ)』だと教えてくれます。

 

『銃に火打ち石がついていて、いちいち火縄に火をつける手間がかからないので、馬の上からでも撃てる。』

その説明を聞いた幸村は茂誠の話を思い返します。

 

牢人たちが大坂城に入場する時にもらった支度金が乏しくなり豊臣家の蓄えも底をついてきました。

そんな中、大野治房が無断で配下の牢人たちに金銀を与えるという事件が発生。

公平を期すために秀頼は全ての牢人たちに金銀を分け与えます。

その結果、牢人たちは武具を回に走り、徳川の疑いを招いてしまう事になります。

 

さらに、治房が牢人たちを指図して堀の掘り返しを始めます。

この報告に息をのむ幸村。

又兵衛は『みんな戦がしてえんだよ』と語り、勢いづいた牢人たちを止める術はありませんでした。

 

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二条城に入っていた徳川家康は、大坂城の堀の掘り返しや牢人たちが居座っているという報告を聞くと、再び諸大名に戦支度を命じます。

 

そんな時に江戸に居た信之の元に届いた幸村からの書状。

そこには信吉や信政に会えたことの喜び、すえの将来を心配する親心がつづられていました。

 

幸村が死ぬ気だと悟った信之は大坂に行き、幸村を思いとどまらせようと決意します。

 

続き⇒49話『前夜』のあらすじ

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(参考:NHK大河ドラマストーリー)

 



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