一人旅の楽しみ方【男編】

「一人旅は虚しいだけ」
こんな風に思ってる人は、多いのではないでしょうか?
- 食事はひとり
- 寝る時もひとり
- 道中もひとり
- 常にひとり
「こんな旅の何が楽しいのか?」そんな風に思う人ばかりだと思います。
しかし、男の一人旅は考え方一つで、ガラッと変わります。
今回はInstagramフォロワー17000人の観光系インフルエンサーとして、多くの街を旅し、その場所の魅力を全力で伝えてきた、この私が「一人旅の楽しみ方」について、じっくりと語りたいと思います。
きっと、この記事を読み終わった後のあなたは、今すぐにでも旅行カバンをもち靴を履き替えて「一人旅」に出たくなっていると思います。
ぜひ最後まで、この記事を読んでください。
【一人旅の楽しみ方・男編】旅の醍醐味とは何か?
男の一人旅の醍醐味は以下の通りです。
- 自由気ままに旅ができる
- 新しい知見が得られる
- 新しい出会いがある
- 自分と向き合える
順番に解説します。
自由気ままに旅ができる
一人旅は自由気ままに旅ができます。
これが誰かと一緒なら「ホテル、飲食店、観光スポット」と自分の気持ちを抑えて「旅の同行者」と合わせないといけません。
同性同士で旅をするなら、まだマシですが異性との旅なら、価値観も考え方も全く違うので我慢しなければならないことは同性同士よりも、さらに増えます。
「行きたい場所に行き、食べたいものを食べ、泊りたいホテルに泊まる」これができるのは一人旅だけです。
自由を何よりも享受するのであれば、あなたは一人旅をしなければなりません。
新しい知見が得られる
一人旅は新しい知見が得やすいです。
なぜなら「ひとりで移動して、ひとりで食事をして、ひとりで寝泊まりする」からです。
これが誰かと一緒なら、必ず会話が発生するので「見る景色や思考」は人がいるぶんだけ半減します。
ひとりの方が、観光スポットをより細かく見て、食事もより味わって食べることになります。
思考も誰かといるよりも、自分中心にグルグルと回ります。
圧倒的に一人旅の方が、新しい知見が得られるのです。
誰かと一緒の旅は楽しいですが、何かを得たいと思ったら、一人旅の方が圧倒的に得るものはあります。
新しい出会いがある
一人旅は、自分の意識次第で新しい出会いがあります。
友達でも恋人でも、誰かと一緒の旅は寂しさがないので「これ以上、人間関係を作ろう」とは思えないものです。
一緒に旅する人の中には、知らない人と繋がることを嫌がる人もいるので、旅先で「新しい出会いがあれば良いなぁ」と思っても、誰かと既に一緒なら難しい場面もあるでしょう。
しかし、一人旅であれば、このような制約は一切ありません。
あなたが警戒心が強くシャイな性格でない限り、積極的に旅先で出会った人と仲良くなろうと思えば、いくらでも繋がりを作ることは可能です。
バスで隣り合った人、飲食店の店主、なんでも良いです。
あなたが心を開き、旅人として相手を楽しませようと思えば、必ず心を開いて仲良くしてくれる人はいるものです。
ぜひ、一人旅をして積極的に現地で出会った人に声をかけてください。
新しい出会いは、あなた次第で作ることは可能です。
自分と向き合える
一人旅は自分と向き合える時間が格段に増えます。
仕事に追われる日々では、自分のことを考える時間はありません。同じようにして、誰かと一緒の旅でも、自分のことを考える時間はありません。
自分と向き合い、真剣に自分のことを考えるためには、一人になるしか道はありません。
進化生物学的に人間は「心配性」になるように進化しました。
食べたことのない果実には、毒が入ってる可能性がありますし、行ったことのない場所には好戦的な部族や獰猛な猛獣がいる可能性があります。
そのため、ひと一倍心配性になり、あまり移動せず定住生活をするのは人間にとって賢い生存戦略だったのです。
しかし、ある時点を境にリスクを冒してでも新しいことにチャレンジをするような新規探索傾向の強い人間が生まれてきました。
保守的にリスクを避けるのではなく、多少毒に侵されても多くの食事を取ったり、多少戦闘に巻き込まれようとも、未知の土地へ足を運び、未来を作って行こうとする人が生まれてきたのです。
「人類はアフリカで誕生して世界へ散らばった」といった説がありますが、アフリカで誕生した人類が、海を越え、山を越え、砂漠を超えて世界中に散らばり文明を作り上げた背景には、このような新規探索傾向の強い「チャレンジャー」の存在があったと言われています。
日本人は中国大陸から、天敵の少ない島国に流れ着いたことから、セロトニン濃度が低下しやすく不安を感じやすい「セロトニントランスポーター遺伝子SS型」を持つ、世界一の不安症な民族であるのは非常に有名な話ですが、それでも旅にワクワクして、旅に魅了される人が多いのは、過去に壮大な旅をした「ご先祖様」の遺伝子を受け継いでいるからです。
日本人は世界一の不安遺伝子を持っていて、特に近年の日本人は国内旅行も海外旅行もしなくなりましたが、ご先祖様を見習ってどんどん旅に出るべきです。
一人旅をして自分と向き合うことが「新しい自分に出会う」大きなカギになることは、間違いありません。
【一人旅の楽しみ方・男編】旅で何をするのか?
「男の一人旅では何をするのか?」迷う人は多いと思います。
しかし、それほど難しく考える必要はありません。
ぜひ以下のことを試してください。
- 絶景を見る
- 美味しいものを食べる
- 好きなことを思いっきりやる
順番に解説します。
絶景を見る
男の一人旅では、絶景を見るのが一番です。
誰かと一緒に山に登ったり、海に行ったりするのも良いですが、一人で絶景を見に行くことで、より一層、自分に意識が向きます。
医学的にも森の中を歩いたり川を眺めたり、自然環境に身を置くと、都市部にいる時に比べて、ストレスホルモンの一種であるコルチゾールのレベルが低下して血圧も低下することが分かっています。
仏教では各地を歩いて修行することを遊行(ゆうぎょう)と言いますが、歩くことで雑念が振り払われ心が整う効果は大昔から認められています。
男一人で歩いて絶景を見に行くと、それだけで心身が整うので、ぜひやるべきです。
美味しいものを食べる
男の一人旅では「美味しいもの」を思うがままに食べてください。
人それぞれ好き嫌いはあるので、誰かといると旅先での食べ物も我慢しなければならない場面がありますが、男一人なら、そんなことは関係ありません。
その地域でしか食べられない「美味しいもの」を無制限に食べてください。
全国各紙にある「ご当地グルメ」を制覇するのも、男一人なら夢ではありません。
好きなことを思いっきりやる
男一人の旅だからこそ、好きなことを思いっきりやってください。
旅の計画は自由です。
事前に計画を立てて効率的に観光地をまわるのも良いでしょうし、心の赴くままに行き当たりばったりの旅も良いでしょう。
馬に乗ろうがカヌーに乗ろうが、神社に行こうが全て自由です。
これが誰かと一緒なら常に行動が制限されますが、男一人なら何の制約もありません。
自由に好きなことを思いっきりやるべきです。
【一人旅の楽しみ方・男編】旅をするにあたっての持ち物リスト
男一人旅をするにあたって、以下のものを用意すれば旅がスムーズになります。
- 現金
- 身分証明証
- モバイルバッテリー
- メモ帳と筆記用具
- 耳栓とアイマスク
- 着替えの服
- 本
順番に解説します。
現金
近年ではクレジットカードやQR決済が登場して「キャッシュレスの時代」などと言われますが、そんなものは都市部のオシャレ街だけの話です。
地方に行けば行くほど「現金払いのみ」の店が多く、クレジットカードやPayPayのみしか持ってない人はサービスが受けられない可能性が高まります。
旅に出るにあたり、必ず現金は持って移動するようにしましょう。
身分証明証
男の一人旅において、身分証明証は必要な場面が多々あります。
ホテルによっては身分証の提示を求められることはありますし、レンタカーだって運転免許証がないと借りられません。
可能性としては低いかもしれませんが、警察から職務質問を受けた時にも身分証をスマートに提示できた方が、疑われることもありません。
廃墟の近くなどでは、廃墟マニアが不法侵入して写真を撮ったり動画をまわしたりするので、知らないで廃墟のまわりを一人でウロウロしてると警察から職務質問を受けることも少なくないので、男の一人旅では身分証明証は必須と言えるでしょう。
モバイルバッテリー
旅ではスマホが大活躍です。
- 地図を見る
- 写真を撮る
- 動画を撮る
- SNSを見る
- LINEを見る
- 電話をする
- Webの記事を見る
現代ではスマホの「2台もち」など当たり前ですが、少し気を抜けば電源の無い場所で充電が無くなって、困ることが多々あります。
その時に役に立つのがモバイルバッテリーです。
20000mAhの大容量モバイルバッテリーを持っていれば、スマホのみならずノートパソコンですらも素早くフル充電できるので、ぜひモバイルバッテリーは用意してください。
メモ帳と筆記用具
旅先でメモ帳と筆記用具は大活躍します。
スマホやタブレットがあれば、手書きで字を書いたりすることもないのですが、それらはバッテリーが無くなってしまえばタダの鉄塊です。
例えば道に迷った時、デジタル機器が全く使えない場合は、紙とペンで地図を書いてもらって難を脱出することも可能です。
ある旅行作家の方は、現代ではスマホがあるにも関わらず、旅で手書きのメモをつけて、そのメモを元に本を書くそうです。
手書きなので、その時の感情がそのままメモに反映されるので、デジタルの文字やデジタルの写真よりも、ずっと良い資料になるそうです。
スマホやタブレットは非常に便利なのですが、アナログのメモ帳や筆記用具も非常に大きな利点があるので、ぜひ一人旅の際は持ち物リストに入れてください。
耳栓とアイマスク
耳栓とアイマスクは、非常に使えます。
新幹線や電車、バスでの旅だと、自分は眠りたくても、まわりがペチャクチャ喋っていて寝れないことがあります。
その時に耳栓をしていれば、音はほとんど入ってきませんし、アイマスクをしていれば目に光が入ってくることは無くなります。
移動中に眠って体調を整えるのは、一人旅において非常に重要なので、ぜひ耳栓とアイマスクは用意してください。
着替えの服
着替えは、きちんと用意しましょう。
なぜなら天気が急変して、雨や雪に遭遇することがあるからです。
下着はコンビニに行って、現地調達できますがシャツやズボンは、現地に服屋がない可能性もあるので、自分が着ているのと合わせて「2着づつ」くらい着替えは用意すべきです。
本
紙の本は、ぜひ持っていきましょう。
確かにスマホでもタブレットでも、本は読めますがバッテリーがないと読めません。
またスマホやタブレットのバッテリーは、使えば使うほど劣化していくので「モバイルバッテリーさえあれば良い」というわけではありません。
あまりにもスマホやタブレットを使い過ぎて、バッテリーの劣化が進んでしまうと、充電しても、すぐに電池が無くなったり、画面がつかなくなることもあります。
そのため、旅に限った話ではありませんが「なんでもかんでもデジタル機器に頼るのはやめるべき」です。
特に旅先で動画を撮ってInstagramを見て、その上kindleで本なんて読んでたら、スマホやタブレットの負荷は絶大です。
壊れても良いスマホやタブレットを別に用意する方法もありますが、本なんかは1冊2冊は荷物にもならないので、ぜひ旅の友として持ち物リストに入れるべきです。
【一人旅の楽しみ方・男編】旅の流れ
旅の流れはどうなるのでしょうか?
- 行き先を決める
- ホテルを予約
- 新幹線を予約/飛行機を予約/バスを予約/電車で移動/車で移動
- いざ出発
多くの人は、だいたい上記のようなことを考えると思います。
あらかじめ、きっちり計画を立てれば、現地で困るリスクはありません。
しかし「男の一人旅」なので、もう少し原始的に「行ってから考える」と言った思考でも全く問題ありません。
例えばアパホテルは全国に816店舗あり、東横インは全国で354店舗です。これらは当日に飛び込みでも、空きがあれば泊まれる可能性があります。
案外「行ってから考える」といった、直観に従った旅でも通用する可能性は高いです。
もしもあなたが「旅に出たい」と思うのであれば、ぜひ最低限の荷物を持って「今すぐ」にでも旅に出るべきと言えるでしょう。
時間は有限です。考える時間は、非常にもったいないので、思い立ったら「今すぐ」にでも行動してください。
【一人旅の楽しみ方・男編】いざ旅に出よう
以上「一人旅の楽しみ方・男編」として、旅について語ってみました。
「一人旅」と言うと躊躇する人が非常に多いのですが、今回の記事で紹介した通りメリットばかりです。
「男の一人旅」だからこそ、体験できることは無数にあり、楽しい思い出も自分次第で無限に創り出すことは可能です。
男なのですから、ぜひ迷わずに旅に出てください。
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