40代、男一人旅、電車でこれだけ楽しめる!

【40代 男一人旅 電車】男一人、電車旅の魅力とは?

男一人、電車旅の魅力は以下の通りです。

  • 車窓から風景が楽しめる
  • 鉄道文化を楽しめる
  • ゆったりと過ごせる
  • 駅弁を楽しめる

男性の1人旅では車を選択する人が非常に多いと思います。電車を使うにしても、あらかじめ行き先を決めて、新幹線で効率的な旅を選択する人が、ほとんどなのではないでしょうか?

しかし、電車を利用すると「自由気ままな旅」が実現できるので、男性の一人旅でも電車旅は非常に良い選択です。特に時間とお金に余裕のある「40代以上の男性」にはオススメです。

今回の記事では、この「男一人、電車旅」を深掘りしたので、ぜひ最後まで、この記事を読んでください。

【40代 男一人旅 電車】なぜ、電車旅は魅力的なのか?

男一人、電車旅の魅力は以下の通りです。

  • 車窓から風景が楽しめる
  • 鉄道文化を楽しめる
  • ゆったりと過ごせる
  • 駅弁を楽しめる

以下で順番に解説します。

車窓から風景が楽しめる

電車の旅では、車窓から様々な風景を楽しめます。

特に都市部から離れたローカル線では「海・山・川」と素晴らしい自然が堪能可能です。

自然は季節ごとに様々な景色が楽しめるので、それが電車旅の大きな魅力でもあります。

鉄道文化を楽しめる

電車旅では鉄道文化を楽しむことができます。

「歴史ある駅舎・古い路線・観光列車」などなど、さまざまな魅力がいっぱいです。

電車旅では、旅の目的地だけではなく、鉄道文化そのものも楽しむことができます。

ゆったりと過ごせる

電車旅は、ゆったりと過ごせるのが大きな魅力です。

車での1人旅なら運転の疲れがついてまわります。しかし、電車ならリラックスしながら電車に揺られるだけです。

車窓から風景を眺めるのも良し、読書をするのも良し、音楽を聞くのも良し。

男1人、ゆったりと過ごせるのが、電車旅の魅力なので、ぜひ選択肢に入れてみてください。

駅弁を楽しめる

電車旅では駅弁が楽しめます。

日本全国、さまざまな駅弁が存在しており「駅弁のみ」を目当てに電車旅をする人すらいるほどです。

ぜひ、電車旅では駅弁情報も積極的に収集して、旅に出てみてください。

【40代 男一人旅 電車】絶景が堪能できる、7つのローカル線

電車は移動のための乗り物ですが、何よりの魅力は車窓から見える絶景です。

この景色ばかりは猛スピードで移動する新幹線で楽しむことはできません。

ゆっくりでレトロかもしれませんが「ローカル線でしか堪能できない素晴らしい景色」が我が国、日本にはあるのです。

以下では数ある中から、7つのローカル線を厳選して、ご紹介します。

【北海道】道南いさりび鉄道線(どうなんいさりびてつどうせん)

道南いさりび鉄道(どうなんいさりびてつどう)は、北海道のローカル線です。

もともと江差線(えさしせん)と呼ばれていた路線で、五稜郭駅(ごりょうかくえき)〜木古内駅(きこないえき)約37.8㎞の区間を約1時間で行き来します。

昼間は函館山や津軽海峡が眼前に広がり、夜になると漁船のいさり火や函館の幻想的な街明かりを堪能できます。

道南いさりび鉄道(どうなんいさりびてつどう)の沿線には、津軽海峡(つがるかいきょう)や函館山(はこだてやま)、下北半島が見渡せる眺望スポット「みそぎ浜」があります。

さらには、日本最初のカトリック男子修道院「トラピスト修道院」桜並木のトンネルが美しい桜の名所である松前藩戸切地陣屋跡(まつまえはんへきりちじんやあと)そして国の特別史跡である五稜郭跡(ごりょうかくあと)などなど、観光スポットが盛り沢山です。

道南いさりび鉄道(どうなんいさりびてつどう)には1日乗り放題・乗り降り自由の「いさりび1日きっぷ」もあるので、ぜひご利用してみてください。

【青森】津軽鉄道線(つがるてつどうせん)

津軽鉄道線(つがるてつどうせん)は、青森のローカル線です。

津軽五所川原駅〜津軽中里駅まで、約20.7㎞の間を行き来します。冬季には客車内の暖房に石炭焚きのダルマストーブを用いる「ストーブ列車」が運行されることで有名です。

津軽鉄道沿線には、太宰治記念館である斜陽館(しゃよういかん)や津軽三味線会館があり「青森三大ねぶた」のひとつである五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)に出陣する大型立佞武多(おおがたたちねぶた)が保管されている資料館・立佞武多の館(たちねぶたのやかた)など、日本文学や文化に触れられるスポットが揃っています。

【青森・秋田】五能線(ごのうせん)

五能線(ごのうせん)は青森から秋田を結ぶローカル線です。

五能線(ごのうせん)は青森県南津軽郡の川部駅(かわべえき)〜秋田県能代市の東能代駅(ひがしのしろえき)の約147.2km、43駅を結びます。

世界自然遺産の白神山地(しらかみさんち)と日本海、岩木山(いわきさん)を車窓から眺めることができることから、観光客の間では常に「一度は乗ってみたいローカル線」として名前が上がります。

特に五能線(ごのうせん)の驫木駅(とどろきえき)は、青春18きっぷのポスターにも使われたことがありますし、渥美 清(あつみ きよし)さんの有名映画「男はつらいよ」のロケ地としても使われたことがあるので、多くの人が足を運ぶ駅でもあります。

【福島】会津鉄道会津線(あいづてつどうあいずせん)

会津鉄道会津線(あいづてつどうあいずせん)は福島県のローカル線です。

西若松駅(にしわかまつえき)〜会津高原尾瀬口駅(あいずこうげんおぜぐちえき)の約57.4㎞の間を行き来します。

この会津鉄道会津線(あいづてつどうあいずせん)で特に有名なのは湯野上温泉駅(ゆのかみおんせんえき)です。

日本では珍しい茅葺き屋根(からぶきやね)の駅舎で、桜の木も植えられているので絶景スポットとして多くの観光客が足を運びます。

また会津田島駅(あいづたじまえき)~会津若松駅(あいづわかまつえき)の区間では「お座敷・トロッコ・展望」の3形態の座席が設けられた、お座トロ展望列車(おざトロてんぼうれっしゃ)も運航しています。

【福島】只見線(ただみせん)

只見線(ただみせん)は、福島県会津若松市の会津若松駅(あいづわかまつえき)から新潟県魚沼市の小出駅(こいでえき)まで、約135.2㎞を結ぶ、東日本旅客鉄道(JR東日本)のローカル線です。

只見線(ただみせん)は会津若松駅(あいづわかまつえき)から会津坂下駅(あいづばんげえき)までは会津盆地の南方をU字状に大迂回し、その先は山間部に入り屈曲(くっきょく)し、小ダムの多い只見川沿い(ただみがわぞい)の谷間を上流へと奥深く遡っていきます。

田子倉ダム(たごくらだむ)付近から長大な六十里越トンネル(ろくじゅうりごえとんねる)で県境を越え、破間川沿い(あぶるまがわぞい)に谷を下り、破間川(あぶるまがわ)の魚野川(うおのがわ)との合流点近くに小出駅(こいでえき)があり上越線(じょうえつせん)と接続します。

沿線の多くは只見川沿い(ただみがわぞい)の山村(さんそん)で、会津盆地・新潟県内も含め全線でローカル色の濃い車窓風景が続きます。

特に只見線(ただみせん)の中央部は「本州最後の手つかずの山域」と呼ばれる越後三山只見国定公園(えちごさんざんただみこくていこうえん)に属しており、只見線(ただみせん)のいくつかの駅は「秘境駅」と呼ばれています。

只見線は海外でも評価が高く、特に中国では「世界で最もロマンチックな鉄道」と絶賛されています。

【群馬】吾妻線(あがつません)

吾妻線(あがつません)は群馬県のローカル線です。

群馬県渋川市の渋川駅(しぶかわえき)〜群馬県吾妻郡嬬恋村の大前駅(おおまええき)の約55.3㎞の区間を結びます。

吾妻線(あがつません)の沿線には「草津温泉(くさつおんせん)・四万温泉(しまおんせん)・沢渡温泉(さわたりおんせん)・川原湯温泉(かわらゆおんせん)・尻焼温泉(しりやきおんせん)」などが点在し、名湯めぐりができる路線として非常に有名です。

吾妻線(あがつません)が一番楽しめるのは秋です。南側には榛名山(はるなさん)と浅間山(あさまやま)、北側には草津白根山(くさつしらねさん)があり、紅葉の季節になると沿線の木々が真っ赤に染まります。

特に、岩島駅(いわしまえき)~川原湯温泉駅(かわはらゆおんせんえき)の間にある吾妻峡(あがつまきょう)は上毛かるた(じょうもうかるた)でも耶馬渓しのぐ吾妻峡(やばけいしのぐあがつまきょう)と謳われ、1935年に国の名勝として指定されました。

【群馬県・栃木県】わたらせ渓谷線(わたせけいこくてつどう)

わたらせ渓谷線(わたらせけいこくせん)は、群馬県と栃木県を結ぶ、わたらせ渓谷鐵道(わたらせけいこくてつどう)が運営するローカル線です。

群馬県桐生市の桐生駅(きりゅうえき)から栃木県日光市の間藤駅(まとうえき)の約44.1㎞の区間を行き来します。

わたらせ渓谷線は、足尾銅山(あしおどうざん)から産出される鉱石輸送のために私鉄の足尾鉄道が敷設(ふせつ)し、のちに国有化された足尾線が由来です。

桐生駅(きりゅうえき)から大間々駅(おおままえき)までは市街地を走り、大間々駅(おおままえき)から北の区間では、渡良瀬川上流(わたらせがわじょうりゅう)の渓谷に沿って沢(さわ)や支川(しせん)を渡りながら谷筋(たにすじ)を遡ります。

特に初夏の新緑(しんりょく)と秋の紅葉(こうよう)の風景が美しく、臨時運行される窓ガラスのないオープンタイプのトロッコ列車では、風に当たりながら絶景を堪能できます。

また足尾地区では、本路線の建設目的であった足尾銅山(あしおどうざん)の跡地や関連施設が沿線に残っており、一部が「観光&見学施設」として開放されています。

廃止された旧足尾本山駅(きゅうあしおほんざんえき)付近では、1880年ごろから発生し1974年に調停が成立した「日本の公害問題の原点」とも言える「足尾鉱毒事件」の影響により、今でも「はげ山」が連なっており、歴史的にも見どころの多い場所です。

【40代 男一人旅 電車】電車旅のプランは、どうやってえ組めば良いのか?

電車旅のプランは、以下のように組むと良いです。

スポンサーリンク
  • 最終的な目的地を決める
  • 途中下車してみたい駅をリストアップする
  • 時刻表を見てプランを立ててみる
  • ホテルを予約する
  • いざ旅へ

以下で詳しく解説します。

最終的な目的地を決める

まず最終的な目的地を決めます。

旅の最終目的地は多くの人が感覚的に決めますが、できれば入念に調べた上で「1番楽しい思い出が作れそうな場所」をラストに設定すると良いです。

映画や漫画の構成と同じで、旅の最後に盛り上がるシーンを持ってくることで「素晴らしい旅」になる可能性が高まります。

ぜひ良く調べた上で、最終目的地を決めてみてください。

途中下車してみたい駅をリストアップする

電車の旅の醍醐味の1つに「自由気ままな途中下車」があります。

多くの人にとって、旅の最大の注目点は最終目的地だと思いますが、出発駅と最終目的駅の間にも「降りてみたら素晴らしい体験ができそうな駅」は沢山あるので、ぜひリストアップしてみてください。

最終目的地は入念に調べた方が良いですが、途中下車してみたい駅はある程度リストにして、その時のフィーリングで途中下車してみると偶然の巡り合わせで「思わぬ体験」ができるので、非常にオススメです。

時刻表を見てプランを立ててみる

電車旅のプランは時刻表を見ながら立てた方が良いです。

特に電車旅では「あの駅弁食べてみたい」とか「あの駅で降りてみたい」とか、気持ちがコロコロ変わるので、こまめに時刻表を見てプランを随時修正する意識を持つと良いでしょう。

ホテルを予約する

大まかなプランが組めたら、ホテルを予約しましょう。

私のおすすめのホテル予約サイトは「agoda」です。

agodaには格安ホテルが集まっており、前日までキャンセル料がかからないホテルもあり、非常に旅のプランが組みやすいです。

ぜひ、この「agoda」でホテル予約をしてみてください。

いざ旅へ

  • 最終的な目的地を決める
  • 途中下車してみたい駅をリストアップする
  • 時刻表を見てプランを立ててみる
  • ホテルを予約する

ここまで決まったら、最後はきっぷを買って、いざ旅にでましょう。

40代、男一人旅、電車でこれだけ楽しめる!:まとめ

以上、40代の「男一人、電車旅」について深掘りしてみました。

ほとんどの男性は、電車を利用して「ゆっくり旅をする」なんてことは考えないと思います。

電車は、あくまで便利な移動手段ですからね。

ただ、今回紹介したように「素晴らしい景色や駅弁、途中下車」などの、様々な楽しみがあります。

ぜひ「電車旅」を選択肢の1つとして、入れてみてください。