男ひとり旅ドライブのススメ

近年人気沸騰中の、男性のひとり旅。

今回の記事では、その男性のひとり旅の中でも「ドライブ」にフォーカスして記事を書きました。

この記事を読めば、あなたは以下のことを知ることができます。

  • 男ひとりドライブ旅の醍醐味
  • 男ひとりドライブ旅で何をすべきなのか?
  • 男ひとりドライブ旅を楽しむコツ
  • 男ひとりドライブ旅おすすめスポット12選

ぜひ最後まで、この記事を読んでください。

【男ひとり旅ドライブ】男ひとりドライブ旅の醍醐味とは何か?

男ひとりドライブ旅の醍醐味は以下の通りです。

  1. 好きな道を選び、気になるスポットに立ち寄れること
  2. 車内が自分だけの空間になります
  3. 絶景を独り占めできる
  4. 知らない道を走るワクワク感
  5. 自分だけの旅の楽しみ方を決められる
  6. 一人旅だからこそできる贅沢

順番に解説します。

① 好きな道を選び、気になるスポットに立ち寄れること

一人旅なら、ルートも予定もすべて自由に決められます。好きな道を選び、気になるスポットに立ち寄れるのが魅力です。

なぜなら、男ひとりでのドライブ旅なので、ルートも予定も全て自由に決められるからです。

例えば、海沿いの道を走ったら、素晴らしい絶景スポットに出会うこともあるでしょう。気ままに運転していたら、雰囲気の良い神社を見つけることもあります。

このように、男ひとりドライブ旅では、好きな道を選び、気になるスポットに立ち寄ることが出来るのが、大きな醍醐味となっています。

② 車内が自分だけの空間になります

男ひとりのドライブ旅の車内は、自分だけの快適空間になります。

なぜなら、男ひとりのドライブ旅は、他者に合わせる必要がなく、車内の音楽や環境を自分の好きなように決めることが出来るからです。

例えば、好きな音楽を流しながらのドライブは、自分の趣味に合わせて、朝のドライブではコーヒーを片手に静かな音楽を、午後はテンションの上がるプレイリストを流すことで、気分を切り替えながら移動できます。

このように、男ひとりのドライブ旅の車内は「自分だけの快適な空間」となることが魅力です。

③ 絶景を独り占めできます

男ひとりのドライブ旅なら、絶景を独り占めできます。

なぜなら、団体や家族旅行では、時間や場所など制約が多いですが、男ひとり旅であれば全て自分のペースで過ごせるため、自然の美しさをじっくりと感じられるからです。

例えば、早朝の展望台で誰にも邪魔されず朝日を眺めたり、夕暮れ時に海辺でゆっくりと波の音を聞いたりする時間は、一人旅ならではの贅沢です。

このように、男ひとりドライブ旅は「絶景を独り占めできること」も大きな魅力です。

④知らない道を走るワクワク感があります。

男ひとりドライブ旅は、知らない道を走るワクワク感があります。

なぜなら、決められたルートではなく、思いつきで、知らない道を走る冒険心を味わえるからです。

例えば、思いつきで入った路地の先で偶然見つけたローカルな食堂で絶品の定食に出会えること。

たまたま迷い込んだ漁村で、その土地の人々の暮らしを垣間見るなど、未知の発見が待っています。

近年、道の駅も充実しており、その土地の名産や特産物をいただくこともできるでしょう。そのような経験が、心を豊かにしていくことでしょう。

よって、男ひとりドライブ旅では、知らない道を走るワクワク感を味わうことが出来るでしょう。

道の駅とは何か?

「道の駅」は、ドライブ中に立ち寄れる休憩スポットのことです。

高速道路のサービスエリアに似ていますが、一般の道路沿いにあります。

「道の駅」では、無料の駐車場やトイレが24時間利用できるほか、地元の特産品を販売するお店や観光情報を提供するコーナーもあります。

地域の文化や歴史を紹介する資料館が併設されている場所もあり、旅の途中でその土地の魅力を感じることができます。

「道の駅」は、1993年に全国で103か所が初めて登録され、現在では全国各地に広がっています。

2025年には、全国でなんと1230か所あります。

このような魅力がたくさん詰まった場所が「道の駅」なのです。

⑤ 自分だけの旅の目的を自由に決められる

男ひとりドライブ旅では、自分だけの旅の目的を自由に決めることができます。

なぜなら、他に同行者がいないので、意思決定は全て自分の思いを反映できるからです。

旅は目的を持つことで、モチベーションが高まります。移動時間や滞在時間、帰宅後に次の旅に出るまでの時間が、より一層楽しいものになると言えるでしょう。

例えば、男ひとりドライブ旅に出ることで、以下のような旅をすることも夢ではありません。以下の例はドライブ旅ととても相性が良いです。

  • 道の駅のスタンプ集め
  • お寺や神社の御朱印集め
  • 全国のお城の御城印集め
  • 美味しいラーメンを食べ歩く
  • 温泉めぐり

このように、男ひとりドライブ旅では、自分だけの旅の目的を決めて充実した旅に出ることが出来ます。

御朱印とは何か?

御朱印(ごしゅいん)とは、神社やお寺を参拝した際にいただける、特別な印(しるし)のことです。

御朱印(ごしゅいん)は、参拝した証として、神社やお寺の名前や参拝した日付などが墨で書かれ、朱色の印章(いんしょう)が押されています。

もともとは、お寺にお経を書き写したものを納めた際の証明として授けられていました。

御朱印を集めるための専用のノートを御朱印帳(ごしゅいんちょう)といいます。

このように、神社やお寺を参拝した証としていただけるのが、御朱印(ごしゅいん)です。

御城印とは何か?

御城印(ごじょういん)とは、お城を訪れた際に記念としていただける証明書のようなものです。

神社やお寺でいただく御朱印(ごしゅいん)のお城版と考えるとわかりやすいでしょう。

御城印には、そのお城の名前や、かつての城主の家紋(かもん)などがデザインされています。

集めた御城印は、専用の御城印帳(ごじょういんちょう)に保管することができ、旅の思い出として楽しむことができます。

このように、お城を訪れた記念となる証が御城印です。

⑥ 一人旅だからこそ贅沢ができる

男ひとりドライブ旅では、時間も予算も自由に使えるため、思い切った贅沢が可能になります。

なぜなら、他者との旅行では、予算の都合や同行者の好みに配慮する必要がありますが、一人なら高級旅館や絶品グルメも気兼ねなく決めることが出来るからです。

全て自分で決められる充実感、そして心身ともにリフレッシュでき、旅の満足度が上がります。

例えば、露天風呂付き客室のある宿でのんびり過ごすこと、グレードの高いホテルに宿泊して、普段飲まないようなワインを飲んでみることも可能です。

高級寿司店でカウンター席に座って自分のペースでお酒や食事を楽しんだりする贅沢も、大人の男ひとり旅ならではです。

このように、男ひとりドライブ旅では「ひとり旅だからこそ」思い切った贅沢をすることが可能になるでしょう。

【男ひとり旅ドライブ】ドライブ旅、男ひとりで何をするのか?

男ひとりのドライブ旅では、以下のことをするのがオススメです。

  1. ご当地グルメを堪能しましょう
  2. 絶景スポットでゆったり過ごしましょう
  3. 温泉でリフレッシュしましょう
  4. 歴史ある街並みを散策して歴史ロマンを感じましょう
  5. 車中泊に挑戦してみましょう
  6. 旅のテーマを設定する

順番に解説します。

① ご当地グルメを堪能しましょう

男ひとりドライブ旅では、行った先のご当地グルメを自由に堪能しましょう。

なぜなら、同行者がいると食事の選択や時間調整が必要ですが、一人旅なら自分の好みと自分のペースで行動できるからです。

例えば、道の駅で特産品を味わったり、漁港の食堂で新鮮な海鮮料理を堪能することができます。

また、地元のラーメン店やB級グルメを食べ歩くことで、その土地ならではの味覚を満喫できます。

さらに、現地の市場や商店街を訪れて、地元の人々との交流を楽しむことも可能です。

これらの体験は、一人旅ならではの自由さと充実感をもたらしてくれます。ぜひ、男ひとりドライブ旅ではご当地グルメを堪能するべきです。

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② 絶景スポットでゆったり過ごしましょう

男ひとりドライブ旅では、自分のペースで絶景スポットを巡り、心ゆくまで絶景スポットでゆったり過ごしましょう。

なぜなら、友人や家族と一緒だと、次の予定や同行者のペースを気にしがちですが、男ひとりドライブ旅なら時間を気にせず過ごせます。

例えば、以下のような体験をお勧めします。

  • 海辺の砂浜で波の音を聞きながら読書をする。
  • 景色の綺麗な山頂で日常の喧騒を忘れてコーヒーを飲む。
  • 深夜の工場夜景など非日常の風景を味わう。
  • 早朝の海で朝日が昇るのを見る。

このように、男ひとりドライブ旅では、絶景スポットでゆったり過ごしてみましょう。

③ 温泉でリフレッシュしましょう

男ひとりドライブ旅では、日帰り温泉や静かな温泉宿で、心身共にリフレッシュしましょう。

なぜなら、同行者がいれば、同行者に配慮をする必要がありますが、ひとり旅なら、その日の体調や気分に合わせて、好きな温泉に好きなだけ浸かることができるからです。

例えば、九州の別府温泉では、別府八湯と呼ばれる、異なる泉質の温泉を楽しむことができます。神経痛に効く温泉、お肌のトラブルに効く温泉、さまざまな効能の温泉を選ぶことができます。

手ぶらで行っても入浴できる施設もあるので、思いつきで入ってみるのも良いかもしれません。

このように、男ひとりドライブ旅では、異なる泉質や、山林の奥地の湯船で温泉を楽しむなど、温泉に入って心身共にリフレッシュしましょう。

別府温泉とは

別府温泉は、大分県別府市にある日本屈指の温泉地で、湧出量・源泉数ともに国内トップクラスを誇ります。

市内に8つの温泉地「別府八湯」があり、それぞれ異なる泉質や特徴を楽しめるのが魅力です。「鉄輪温泉」では高温の蒸気を活用した温泉文化が根付いています。

明礬温泉(みょうばん)には硫黄の香りが漂う白濁の湯があり、江戸時代から続く湯の花小屋も見どころです。

観海寺温泉(かんかいじ)では、高台から別府市街や海を眺めながらの入浴が楽しめます。

さらに、別府温泉では通常の湯船に浸かる温泉だけでなく、「砂湯」「泥湯」「蒸し湯」など、多様な入浴方法が体験できるのも特徴です。

砂湯では温泉の熱で温められた砂に全身を埋めてじんわりと温まることができ、泥湯ではミネラル豊富な泥を全身に塗って美容効果を期待できます。

蒸し湯は、天然の温泉蒸気を活用したサウナのような温泉で、じっくりと汗をかきながらリラックスできます。

このように、大分県の別府市にある豊富な湯量と多彩な泉質を持ち、温泉文化を存分に楽しめる日本屈指の温泉地が別府温泉です。

④ 歴史ある街並みを自由に散策して歴史のロマンを感じる

男ひとりドライブ旅では、旧街道や、城下町などの歴史ある街並みを訪れて自由に散策してみましょう。

なぜなら男ひとりドライブ旅はどこに行こうが、何をしようが自由だからです。
同行者がいる場合は、同行者の興味や趣向に配慮する必要がありますが、ひとり旅なので、自分の興味のまま、思うままに散策することができます。

例えば以下のようなことが可能です。

  • 長崎県の「軍艦島」のような、歴史的な廃墟群を訪ねることが可能です。
  • 広島県の「鞆の浦」のような江戸時代の港町がそのまま残された場所も訪れることができます。
  • 宮崎県の奥地、神話の里として有名な「高千穂町」を訪れることも可能です。

男ひとりドライブ旅に出て、歴史ある街並みを自由に散策して歴史のロマンを感じてみてください。

軍艦島とは

軍艦島(ぐんかんじま)は、長崎県沖にある無人島で、かつて炭鉱の島として栄えました。

最盛期には5,000人以上が暮らし、学校や病院なども備えた「海上の都市」として発展しましたが、1974年に炭鉱が閉鎖されると無人島となりました。

明治時代から続いた炭鉱は、日本の産業発展を支える重要な役割を果たしていましたが、エネルギーが石炭から石油へと変わるとその役割を終えました。

狭い島に高層アパートが密集する独特の景観は、現在も崩れかけたまま残され、荒廃した姿が歴史の移り変わりを物語っています。

2015年には世界文化遺産に登録され、現在は観光ツアーで一部のエリアが公開されています。

過去の繁栄と衰退を今に伝え、日本の近代化の歴史ロマンに触れることが出来る場所が軍艦島(ぐんかんじま)です。

鞆の浦とは

鞆の浦(とものうら)は、広島県の海沿いにある小さな港町で、昔から瀬戸内海で船の航行にとって重要な場所でした。

江戸時代には、潮の流れを待つ「潮待ちの港」として栄え、今も石畳の道や白壁の建物が残る風情ある町並みを見ることができます。

また、1867年(慶応3年)に坂本龍馬(さかもとりょうま)が率いる海援隊の船「いろは丸」が、紀州藩の船「明光丸」と瀬戸内海で衝突し、いろは丸は沈没しました。

この事故の後、鞆の浦で損害賠償の交渉が行われ、龍馬は4日間この地に滞在しました。  

さらに、アニメ映画『崖の上のポニョ』のモデルになったことから、映画のような美しい港の風景を楽しめるのも魅力のひとつです。

町の近くには、仙酔島(せんすいじま)という小さな島があり、船で渡ることができ、豊かな自然を満喫できます。このように、昔ながらの町並みときれいな海の景色が広がり、歴史ロマンを感じながら散策できる魅力的な港町が鞆の浦(とものうら)です。

仙酔島とは

仙酔島(せんすいじま)は、広島県福山市の鞆の浦(とものうら)沖に浮かぶ小さな島です。「仙人も酔うほど美しい」と言われ、その名がつけられました。

島へは鞆の浦から船で約5分で行くことができます。

島内には、海水浴場やキャンプ場、洞窟潮風呂などの施設があり、自然を満喫できます。

特に、五色岩(ごしきいわ)と呼ばれる色とりどりの岩は、自然が作り出した神秘的な景観として知られています。

また、夏には海ほたる鑑賞ツアーが開催され、幻想的な光景を楽しむことができます。

仙酔島(せんすいじま)は、歴史的にも重要な場所で、江戸時代には瀬戸内海の航路の要所として栄えました。現在でも、当時の面影を残す風景が広がっています。

訪れる際には、塩づくりや陶芸などの体験イベントも開催されているので、自然と文化を同時に楽しむことができます。

日常の喧騒を離れ、心身ともにリフレッシュできる場所が仙酔島(せんすいじま)です。

⑤ 車中泊に挑戦しましょう

男のひとりドライブ旅では、あえて宿を予約せず、車中泊に挑戦してみましょう。

なぜなら、同行者がいる場合、狭い車内での宿泊は窮屈さを感じますが、男ひとり旅なら車内は全て自分の空間だからです。

例えば車中泊では、以下のような旅が可能になるでしょう。

  • 最新の車中泊グッズを揃えて、快適な車中泊をしてみる
  • 車中泊で宿泊コストを抑えながら、浮いたお金で豪華な食事をする
  • 気がむくままに車を走らせ、疲れたらそこで車中泊を行い、次の街を目指す
  • 星の綺麗な場所や、波の音が聞こえる場所など、普段とは違う、非日常体験ができる
  • 周囲に誰もいない自分だけの特別な時間と空間を楽しむことができる

このように、あえて宿を予約せず、ぜひ車中泊に挑戦してみてください。

⑥ 旅のテーマを設定してみましょう

男ひとりドライブ旅をより充実させるために、自分だけの旅のテーマを設定してみましょう。

なぜなら、はっきりとしたテーマを設定することで、旅の目的が明確になり、より深い達成感を得られるからです。

例えば、「瀬戸内しまなみ海道」をサイクリングで巡る旅は、車に自転車を乗せて四国へ渡り、そこからサイクリングで瀬戸内海の絶景と達成感を味わえた人は多数います。

是非、旅のテーマを設定してみてください。

しまなみ海道とは

しまなみ海道は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの道路で、瀬戸内海に浮かぶ6つの島を7つの橋でつないでいます。

車はもちろんですが、日本で初めて、自転車や徒歩でも渡れる海峡横断道路として整備され、瀬戸内海の美しい景色を楽しめるサイクリングコースとして人気があります。

しまなみ海道には、以下のような6つの島があります。

  • 向島(むかいしま)
  • 因島(いんのしま)
  • 生口島(いくちじま)
  • 大三島(おおみしま)
  • 伯方島(はかたじま)
  • 大島(おおしま)

それぞれの島には観光スポットや特産品があります。例えば、生口島には日本を代表する画家・平山郁夫(ひらやまいくお)の作品を展示した美術館があります。

大三島(おおみしま)には歴史ある大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)があります。また、伯方島(はかたじま)は「伯方の塩」で知られ、塩を使った名物料理も楽しめます。

しまなみ海道のサイクリングロードは全長約70kmにわたり、海の風を感じながら島々をめぐることができます。美しい景色を眺めながら、瀬戸内の自然や文化に触れる旅ができます。

【男ひとり旅ドライブ】ドライブ旅を楽しくするコツ

男ひとりでドライブ旅を楽しくするコツは、以下の通りです。

  1. 自然の中でリラックスする
  2. 旅の計画を立てる
  3. 現地の文化や人々との交流を楽しむ
  4. 自分の好きなことに没頭する
  5. 荷物はコンパクトにまとめる
  6. 緊急連絡先を家族や友人に伝えておく

順番に解説します。

① 自然の中でリラックスする

男ひとりドライブ旅を楽しむコツは、旅に出たら、自然の中でリラックスすることです。

なぜなら、自然環境は心身のリフレッシュに大きな効果をもたらすからです。

例えば大自然の中にある温泉に行き、リラックスしてみてはどうでしょうか?

温泉には、温熱作用や浮力作用、静水圧作用などの物理的効果があり、これらが血行促進や筋肉の緊張緩和、疲労回復に寄与します。

また、温泉成分が皮膚を通じて体内に吸収されることで、リラックス効果が脳にまで伝わるとされています。

さらに、大自然の中の温泉への滞在は、日常生活から離れた環境での「転地効果」も期待でき、心身のリフレッシュに最適です。

このように男ひとりドライブ旅では自然の中でリラックスすることが、旅を楽しむコツと言えます。

②旅の計画を立てる

男ひとりドライブ旅をより楽しむには、事前に旅の計画を立てることもコツの1つです。

なぜなら、旅先で道に迷ってしまい、ホテルのチェックインに間に合わなかったり、目的地の営業時間に間に合わないなどの思わぬストレスを感じてしまうことがあるからです。

例えば「NAVITIME Travel」は、訪れたい場所をリスト化し、最適な移動ルートを提案してくれる便利なアプリです。

地図機能もついているので、行った先で、道に迷う心配もありません。

また「旅のしおり -tabiori-」は、旅のスケジュール、持ち物、写真、メモ、お土産などを一括管理できるアプリです。

作成したしおりはQRコードやSNSを通じて共有可能です。これらのアプリを活用することで、旅の計画がよりスムーズになり、一人旅の不安を軽減できます。

このように、スマートフォンアプリを活用することで、効率的かつ充実した旅程を組むことが可能です。

出発前に、旅の計画を立てることも、旅を楽しむコツです。

③現地の文化や人々との交流を楽しむ

男ひとりドライブ旅をより充実させたいなら、現地の文化や人々との交流を積極的に楽しむことがコツです。

なぜなら、地元の人々との会話を通じて、その土地ならではの歴史や風習、暮らしのリアルな姿を知ることができるからです。

観光地を巡るだけでは得られない、土地に根付いた文化や人々の温かさに触れることで、旅の深みが増します。

道の駅や食堂、温泉宿などでのちょっとした会話から、その土地の隠れた名所やおすすめの食事処を教えてもらうことも多く、予定にはなかった発見が得られます。

例えば、漁師町を訪れ、地元の人に話を聞くことで、その地域特有の漁法や魚を知ることができます。

また、歴史のある神社や寺を訪れた際に、地元の人と会話を交わすことで、その土地に伝わる言い伝えや祭りの話を聞くことができるかもしれません。

このように、現地の文化や人々との交流を楽しむことで、旅はより豊かで思い出深いものになります。

男ひとりドライブ旅をより深く楽しみたいなら、旅先での出会いや会話を大切にし、ぜひ、現地の文化や人々との交流を積極的に楽しんでみてください。

④自分の好きなことに没頭する

男ひとりドライブ旅に出たら、自分の好きなことに没頭するのも旅を楽しむコツの一つです。

なぜなら、ひとり旅は、他人に気を遣うことなく、自分の好きなことに没頭できる絶好の機会だからです。

例えば、ソロキャンプや釣り、ウィンタースポーツ、サイクリングなど、趣味をとことん満喫することで、身も心もリフレッシュできます。

また、あえて事前に行き先を決めずにそのときの気分で行動したり、旅を機に新しいことにチャレンジしたりするのもいいかもしれません。

ひとり旅で、その時の気分で、陶芸体験に参加したことがきっかけで陶芸を新たな趣味とする人もいます。

このように、普段がんばっている自分へのご褒美に、自分の好きなことに没頭することが旅を楽しむコツと言えます。

⑤荷物はコンパクトにまとめる

男ひとりドライブ旅では荷物をコンパクトにまとめることも旅を楽しむコツです。

なぜなら、ドライブ旅なので大きめの荷物は車内に置くことができますが手回り品はコンパクトにまとめておく方が行動しやすいからです。

例えば、荷物が大きくなりすぎると、車を降りて散策する際に体に負担がかかってしまい、疲れる原因となります。

特に、観光地の散策では、長距離を歩く必要もあるため、荷物の重さや大きさがストレスとなることもあります。

このように昨今では、軽量かつ、コンパクトな鞄やリュックサックもありますので、荷物は必要なものをコンパクトにまとめることが、旅を楽しむコツとなります。

⑥ モバイルバッテリーを持っていく

男ひとりドライブ旅を安全かつ快適に楽しむためには、スマートフォンの電池の残量が0にならないようにモバイルバッテリーを持つこともコツと言えます。

なぜなら、近年スマートフォンは連絡手段でもあり、行き先を調べたり、音楽を聞いたり、写真動画の撮影など、使用目的は多岐に渡るからです。

特に旅行中は、地図アプリの使用や、カメラの使用で電池の消耗が激しくなります。

例えば、電池がなくなって困る状況は以下の状況が考えられます。

  • 予約していた宿への連絡
  • 緊急時の連絡
  • 近隣の飲食店を調べる場合
  • 道に迷ってしまい、車のナビだけでは頼りない場合
  • 偶然素晴らしい風景に出会い、撮影をしたい場合
  • 予約していたホテルや、レストランへ連絡したい場合

このように、電池が無くなって困らないようにモバイルバッテリーは持っていくことが旅を楽しむコツです。

【男ひとり旅ドライブ】おすすめのスポット12選

男ひとりドライブ旅の、おすすめスポットは以下の通りです。

  •  やまなみハイウェイ(大分・熊本)
  •  しまなみ海道(広島・愛媛)
  •  角島大橋(山口)
  •  伊勢志摩スカイライン(三重)
  •  奥入瀬渓流(青森)
  •  千里浜なぎさドライブウェイ(石川)
  •  南阿蘇パノラマライン(熊本)
  •  大山環状道路(鳥取)
  •  ビーナスライン(長野)
  •  天草パールライン(熊本)
  •  生月サンセットロード(長崎)
  •  日南フェニックスロード(宮崎)

順番に紹介します。

①やまなみハイウェイ(大分・熊本)

男ひとりドライブ旅では、やまなみハイウェイがおすすめです。

やまなみハイウェイは大分県湯布院(ゆふいん)と熊本県阿蘇(あそ)を結ぶ約50kmのドライブコースで、雄大な自然の中を走る爽快感が魅力です。

標高1,000mを超える久住高原(くじゅうこうげん)を抜けるルートでは、広大な草原と雄大な山々の景色を存分に楽しめます。

特に長者原展望台(ちょうじゃばるてんぼうだい)や牧ノ戸峠(まきのととうげ)では、阿蘇の壮大な風景を一望でき、車を降りて深呼吸するだけでもリフレッシュできます。

四季折々の風景も楽しめ、春は新緑が広がり、夏は青々とした高原、秋にはススキ、冬には雪景色が幻想的な雰囲気を演出します。

ドライブの締めくくりには、黒川温泉(くろかわおんせん)でゆっくりと湯に浸かるのもおすすめです。

風情ある温泉街に点在する露天風呂で、旅の疲れを癒しながら、静かな時間を過ごせます。

開放感あふれる絶景と温泉を存分に楽しめるやまなみハイウェイは男ひとりドライブ旅におすすめできます。

自由気ままに旅をしながら、日常を忘れ、心からリフレッシュできる贅沢な時間を過ごせます。

②しまなみ海道(愛媛・広島)

しまなみ海道(しまなみかいどう)は男ひとりドライブ旅にぴったりなドライブコースです。

広島県尾道(おのみち)と愛媛県今治(いまばり)を結ぶ全長約60kmのドライブコースで、瀬戸内海に浮かぶ6つの島を7つの橋でつないでいます。

海の上を走るような爽快感が味わえ、車窓からは青い海と美しい島々の景色が広がります。

特に多々羅大橋(たたらおおはし)は、橋の上からの眺めが絶景で、途中にある「道の駅 多々羅しまなみ公園」で一休みするのもおすすめです。

しまなみ海道は、単なるドライブコースではなく、島々ごとに異なる魅力が詰まっています。

大三島(おおみしま)には、日本総鎮守(にほんそうちんじゅ)として知られる「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」があり、歴史や文化に触れることができます。

伯方島(はかたじま)では、伯方の塩(はかたのしお)を使ったラーメンやソフトクリームを味わうことができます。

しまなみ海道周辺には立ち寄り温泉も多く、今治側にある鈍川温泉(どんかわおんせん)では、静かな山あいの美肌の湯を堪能できます。

海の絶景を楽しみながら爽快なドライブを満喫し、島々の文化やグルメを味わい、最後は温泉でゆったり過ごす。

自由気ままに旅を楽しめるしまなみ海道は、男ひとりドライブ旅にぴったりのコースです。

③角島大橋(山口)

男ひとりドライブ旅には、エメラルドグリーンの海と、晴れた日には青い空が広がる絶景が楽しめる角島大橋がおすすめです。

角島大橋(つのしまおおはし)は、山口県下関市(しものせきし)と角島(つのしま)を結ぶ全長1,780mの橋です。

橋を渡った先には、角島灯台公園(つのしまとうだいこうえん)があり、白い灯台と広がる海の景色が特徴です。

展望台に登れば、日本海(にほんかい)の壮大な景色を一望できます。島内には、しおかぜの里角島(しおかぜのさと つのしま)があり、新鮮な魚介料理を楽しむことができます。

帰りには、俵山温泉(たわらやまおんせん)に立ち寄るのもおすすめです。

泉質の良い温泉で、ゆっくりと疲れを癒せます。

美しい海と橋を走る爽快なドライブ、のどかな島の雰囲気、温泉でのリラックスがそろった角島大橋への旅は、男ひとりドライブ旅でのんびり旅を楽しむのに最適なコースです。

④伊勢志摩スカイライン(三重)

男ひとりドライブ旅で、絶景と観光をバランスよく楽しみたいなら、伊勢志摩スカイラインがおすすめです。

三重県の伊勢市と鳥羽市を結ぶ全長約16kmの山岳道路で、標高500mの朝熊山(あさまやま)を走りながら、伊勢湾(いせわん)や志摩(しま)の海岸線を一望できます。

晴れた日には、遠くに富士山(ふじさん)が見えることもあり、ドライブの醍醐味を存分に味わえるコースです。

途中にある朝熊山展望台(あさまやまてんぼうだい)は、このルートのハイライト。

展望台には無料の足湯があり、絶景を眺めながらリラックスするのも楽しみのひとつです。

展望台周辺には、かつて「伊勢に参るなら朝熊をかけよ」と詠われた由緒ある寺院、金剛證寺(こんごうしょうじ)もあり、伊勢神宮とあわせて訪れるのもおすすめです。

伊勢神宮(いせじんぐう)、鳥羽水族館(とばすいぞくかん)、ミキモト真珠島(しんじゅじま)など、周辺には観光スポットが多く、ドライブのついでに立ち寄りながら楽しめるのも魅力です。

男ひとりドライブ旅で、走る楽しさだけでなく、観光やリラックスできる時間も求めるなら、このルートは最適です。

伊勢湾を一望しながら気持ちよく走り、歴史あるスポットに立ち寄り、展望台の足湯でひと息つく。

そんな自由な旅を満喫できる伊勢志摩スカイラインは、ひとりで気ままに旅を楽しみたい人にぴったりのドライブコースです。

⑤奥入瀬渓流(青森)

男ひとりドライブ旅で、自然の中をゆったりと走りながら心をリフレッシュしたいなら、奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)がおすすめです。

青森県の十和田湖(とわだこ)から流れる全長約14kmの渓流沿いを走るルートで、美しい清流と緑豊かな森に囲まれた、癒しのドライブが楽しめます。

道沿いには滝や奇岩(きがん)が点在し、車を降りて散策できるスポットも多く、自然の中でゆっくりと過ごすことができます。

特に阿修羅の流れ(あしゅらのながれ)や銚子大滝(ちょうしおおたき)は、奥入瀬渓流を代表する景観スポットです。

水の勢いと豊かな緑が織りなす絶景を楽しめます。

春は新緑、夏は涼やかな渓流、秋は紅葉が美しく、季節ごとに違った魅力があるのもポイントです。

ドライブの締めくくりには、近くの酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)で温泉を堪能できます。

300年以上の歴史を持つ温泉で、大きな千人風呂(せんにんぶろ)は、まさに秘湯の雰囲気。旅の疲れを癒しながら、ゆっくりと過ごせます。

男ひとりドライブ旅で、都会の喧騒(けんそう)を離れ、静かな自然の中でリフレッシュしたいなら、このルートは最適です。

渓流のせせらぎを聞きながらのドライブ、森林浴を楽しむ散策、そして温泉でのんびり過ごす。そんな心安らぐ時間を求める人にぴったりのコースです。

⑥千里浜なぎさドライブウェイ(石川)

男ひとりドライブ旅で、普段とは違う特別なドライブ体験をしたいなら、千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイがおすすめです。

石川県の羽咋市(はくいし)にある全長約8kmの砂浜を、車でそのまま走れる日本唯一のルートです。

一般的な砂浜はタイヤが埋まってしまいますが、ここの砂は細かく締まっているため、普通の車でもスムーズに走行できます。

海を間近に感じながら、潮風を浴びて走る開放感はこの場所ならではの魅力です。

夕方の時間帯は、水平線に沈む夕日を眺めながら走ることができ、幻想的な景色が広がります。

途中で車を停めて、波打ち際を歩いたり、写真を撮ったりするのも楽しみのひとつです。

ドライブのあとは、近くに和倉温泉(わくらおんせん)があります。

海を眺めながら入れる露天風呂があり、潮風を感じながら旅の疲れを癒せます。また、地元の海鮮料理も豊富で、新鮮な魚介を味わうことができます。

男ひとりドライブ旅で、特別な道を走り、海を存分に感じながら過ごしたいなら、このルートがおすすめです。

砂浜を駆け抜ける特別なドライブ、夕日に染まる絶景、そして温泉でのリラックス。

非日常を楽しめる千里浜なぎさドライブウェイは、ひとりで自由に旅を満喫したい人にぴったりのコースです。

⑦南阿蘇パノラマライン(熊本)

男ひとりドライブ旅で、広大な景色の中をのびのびと走りたいなら、南阿蘇パノラマラインが最適です。

熊本県の阿蘇山(あそさん)周辺を巡るこのルートは、見渡す限りの草原とダイナミックな地形が特徴で、心が解放されるような走りを楽しめます。

特に、標高が高い場所からの景色は圧巻で、阿蘇五岳(あそごがく)を一望するポイントでは、まるで別世界にいるような感覚になります。

ルートの途中には、草千里ヶ浜(くさせんりがはま)や阿蘇火口(あそこうこう)といった観光スポットがあり、気ままに立ち寄りながら雄大な自然を満喫できます。

特に草千里ヶ浜では、放牧された馬がのんびりと過ごす風景が広がり、熊本らしい風景と言えるでしょう。

春から秋は爽やかな緑が広がり、冬には雪化粧した幻想的な風景が見られるなど、訪れる季節によって異なる魅力が楽しめるのもポイントです。

ドライブの締めくくりには、山間の秘湯で心も体もリフレッシュしましょう。

垂玉温泉(たるたまおんせん)や地獄温泉(じごくおんせん)では、阿蘇の大自然に包まれながら、温泉につかる贅沢な時間を過ごせます。

絶景の中を自由に走り、気ままに観光を楽しみ、最後は温泉で癒される。そんなドライブ旅を求めるなら、南阿蘇パノラマラインはまさに理想的なコースです。

⑧大山環状道路(鳥取)

男ひとりドライブ旅で、変化に富んだ景色を楽しみながら走りたいなら、大山環状道路(だいせんかんじょうどうろ)がおすすめです。

鳥取県の大山(だいせん)の周囲をぐるっと巡るルートで、四季折々の自然の美しさを満喫できます。

春は新緑、夏は深い緑、秋は燃えるような紅葉、冬は白銀の世界が広がり、一年を通して異なる魅力を味わえるのが特徴です。

このルートの魅力は、ただ景色を眺めるだけでなく、立ち寄りスポットが多いことにもあります。

特に鍵掛峠(かぎかけとうげ)は、大山の雄大な姿を望む絶景ポイントとして知られ、紅葉の時期には多くの人が訪れます。

また、大山寺(だいせんじ)や大神山神社(おおがみやまじんじゃ)などの歴史ある寺社も点在し、自然の中で静かに過ごしたい人にはぴったりの場所です。

ドライブの締めくくりには、大山温泉(だいせんおんせん)や皆生温泉(かいけおんせん)で疲れを癒しましょう。

特に皆生温泉(かいけおんせん)は日本海に面しており、海を眺めながらゆったりと湯に浸かることができます。

男ひとりドライブ旅で、走る楽しさとともに、絶景や歴史、温泉まで満喫したいなら、大山環状道路は最適なコースです。

大山環状道路は、まさにドライブのフルコースを楽しめるでしょう。

雄大な山々に囲まれたワインディングロードを駆け抜けながら、心と体をリフレッシュできる旅を楽しめます。

⑨ビーナスライン(長野)

男ひとりドライブ旅で、爽快な高原ドライブと温泉をセットで楽しみたいなら、ビーナスラインがぴったりです。

長野県の八ヶ岳(やつがたけ)や北アルプスを望む全長約76kmの山岳道路で、標高2,000m級の開放感あふれる道が続きます。

春から夏にかけては新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の美しい風景を眺めながら走れるのが魅力です。

ルートの途中には霧ヶ峰(きりがみね)や美ヶ原高原(うつくしがはらこうげん)といった広大な高原が広がり、気持ちのいい風を感じながらドライブを楽しめます。

特に車山高原(くるまやまこうげん)では、リフトを使って山頂まで登ることができ、眼下には壮大なパノラマが広がります。

ドライブの途中で車を停めて、景色をじっくり眺めるのもおすすめです。

そして、ビーナスラインを走るなら蓼科温泉(たてしなおんせん)に立ち寄らないともったいないです。

約1200年の歴史を持つ温泉で、弱酸性の硫黄泉が特徴。中でも横谷温泉(よこやおんせん)は渓谷沿いにあり、四季折々の景色を眺めながら湯につかることができます。

蓼科グランドホテル滝の湯(たてしなグランドホテルたきのゆ)の広々とした露天風呂も開放感があって気持ちがいい。長距離のドライブで疲れた体をしっかり癒せます。

ひとりで自由に走りながら、絶景も温泉もどちらも楽しめるビーナスライン。

風を切るような爽快なドライブを満喫し、温泉でじっくり疲れを取る。そんなシンプルだけど贅沢な時間を過ごしたいなら、このルートは間違いありません。

⑩天草パールライン(熊本)

ドライブ旅で、美しい海を眺めながらのんびりと走り、歴史や文化に触れる時間も楽しみたいなら、天草パールライン(あまくさパールライン)がおすすめです。

熊本県の宇土半島(うとはんとう)から天草(あまくさ)の島々を結ぶルートで、大小5つの橋を渡りながら、青い海と緑の島々が織りなす絶景の中を駆け抜けることができます。

このエリアの特徴のひとつが、キリスト教弾圧の歴史が残る「隠れキリシタン」の文化。

江戸時代、天草の地ではキリスト教が禁じられ、多くの信者が密かに信仰を続けていました。

その歴史を象徴するスポットが、世界遺産にも登録された崎津教会(さきつきょうかい)です。

海辺に佇むこの教会は、日本の伝統的な家屋と融合した独特の建築様式が特徴で、かつて信者たちが畳の上で祈りを捧げた「畳敷きの教会」としても知られています。

周辺には、キリシタン信仰に関する資料を展示する「天草ロザリオ館」もあり、歴史を深く知ることができます。

ドライブの途中には、天草ならではの海鮮グルメを味わうのも楽しみのひとつ。特に「天草ちゃんぽん」や「うに丼」は、新鮮な魚介をたっぷり使った贅沢な一品です。

さらに、旅の締めくくりには、松島温泉(まつしまおんせん)でリラックスするのもおすすめ。

天草の海を一望できる露天風呂では、夕暮れ時の美しい景色を眺めながらゆっくりと湯に浸かることができます。

ひとりで自由に走りながら、絶景と歴史に触れ、温泉で締めくくる。天草パールラインは、単なるドライブだけでなく、歴史や文化を感じながら旅を楽しみたい人にぴったりのルートです。

⑪生月サンセットロード

男ひとりドライブ旅で、海沿いの道を走りながら、静かに景色を楽しむ時間を持ちたいなら、生月(いきつき)サンセットロードがおすすめです。

長崎県の平戸(ひらど)から橋を渡って行く生月島(いきつきじま)にある全長約10kmの海岸線ルートで、日本有数の美しい夕日が眺められるスポットとして知られています。

ルートの途中には、大バエ灯台(おおばえとうだい)という展望スポットがあり、眼下に広がる海と、どこまでも続く水平線を一望できます。

特に夕暮れ時には、海がオレンジ色に染まり、まるで時間が止まったような幻想的な風景が広がります。

ひとり静かに夕日を眺めながら過ごす時間は、忙しい日常から離れてリフレッシュするのにぴったりです。

生月島は、かつてキリスト教弾圧の中で信仰を守り続けた隠れキリシタンたちが暮らしていた場所でもあります。

表向きは仏教徒を装いながらも、彼らは密かに祈りを捧げ、代々受け継がれた聖画やマリア像を隠し持っていました。

そんな彼らの生活の痕跡が残る生月町博物館・島の館(いきつきちょうはくぶつかん・しまのやかた)では、当時の人々がどのようにして信仰を守り抜いたのかを知ることができます。

大海原を望むこの地で、信仰を貫いた人々の思いに思いを馳せると、旅のロマンをより深く感じることができるでしょう。

ドライブの締めくくりには、平戸温泉(ひらどおんせん)でひと息つくのもおすすめです。

平戸温泉は、海を一望できるロケーションが魅力で、特に「平戸海上ホテル」や「平戸たびら温泉 サムソンホテル」の露天風呂は、目の前に広がる海を眺めながら湯に浸かることができます。

温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、肌がつるつるになる「美肌の湯」としても評判です。潮風を感じながら温泉につかり、旅の疲れを癒す贅沢な時間を過ごせます。

ひとりで自由に走りながら、壮大な海の景色と歴史のロマンに浸り、最後は温泉でリラックスする。

そんな贅沢な時間を味わえる生月サンセットロードに、是非行ってみて下さい。

⑫日南フェニックスロード(宮崎)

男ひとりドライブ旅で、青い海とヤシの木が続くリゾート気分の道を走りたいなら、日南フェニックスロードがおすすめです。

宮崎県の宮崎市から日南市(にちなんし)にかけて続く全長約50kmの海岸線ルートで、視界いっぱいに広がる青い海とヤシの木の並木道が、まるで海外のリゾート地にいるような気分にさせてくれます。

ルートの途中には、観光名所も点在しています。青島(あおしま)は、神秘的な鬼の洗濯板(おにのせんたくいた)と呼ばれる波状岩が広がるスポットで、青島神社(あおしまじんじゃ)では旅の安全を祈願するのもいいでしょう。

また、モアイ像が並ぶ「サンメッセ日南」では、広大な海を背景に記念撮影も楽しめます。さらに、海沿いの断崖に建つ鵜戸神宮(うどじんぐう)も必見のスポットです。

鵜戸神宮(うどじんぐう)は神話に登場する神武天皇(じんむてんのう)の父、鵜草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)を祀る神社で、岩窟の中に本殿がある珍しい造りが特徴で、全国でも珍しい下がり宮の1つです。

ここでは運玉(うんだま)と呼ばれる小さな玉を崖下の亀石(かめいし)に投げ入れ、見事に入ると願いが叶うと言われています。

ドライブの締めくくりには、北郷温泉(きたごうおんせん)でゆっくりと体を休めるのがぴったりです。

山間にひっそりと佇むこの温泉は、美肌の湯として知られるアルカリ性単純温泉。泉質がなめらかで肌にやさしく、ドライブの疲れを癒すには最適な温泉です。

特に丸新荘(まるしんそう)や「北郷温泉旅館」の露天風呂では、緑豊かな山々に囲まれながら静かに湯を楽しめます。

「これぞ宮崎」という景色を楽しみながら走り、神話のロマンに触れ、最後は温泉で心身をリフレッシュする。

日南フェニックスロードは、南国らしい開放的な空気を感じながら、非日常の時間を満喫できるドライブコースです。

男ひとり旅ドライブのすすめ:まとめ

以上、男ひとりドライブ旅について、語ってみました。

男ひとりドライブ旅は、誰にも気を遣わず、自分のペースで旅を楽しめます。

  • 景色
  • グルメ
  • 歴史スポット
  • 温泉

どこへ行くにも自由で、興味の惹かれる道があれば、気ままに寄り道ができます。

ぜひ、今回の記事をきっかけに、男ひとりでドライブ旅へ出かけてみてください。きっと素晴らしい体験ができると思います。