子供の勉強にもOK!歴史(日本史)が学べるおすすめの漫画10選!!

2018-09-13

私は歴史(日本史)に関するブログを運営している事からも分かるように大の歴史好きです。

だからといって歴史を勉強したという訳ではなく、とにかく歴史に関する本を読んでいました。

 

そして、その中でも一番歴史の知識を吸収したのは、おそらく漫画からだったのではないかと思います。

そんな訳で今回は、歴史(日本史)の勉強になるおすすめの漫画を紹介したいと思います。

 

歴史を漫画で学ぶメリット

当たり前の話ですが、文字だけで書かれた本を読むよりも漫画を読んだ方が絵があるためにイメージが湧きやすく、ストーリー仕立てになっているので感情移入もしやすいです。

 

その結果、好きなキャラ(歴史上の偉人)ができて歴史に興味が出てくるという流れができます。

何事も興味を持つことが第一といいますが、この状況になってくると好きな人物についてもっと詳しく知りたいという欲求が出てくるので、知識が深まるまでに時間はかかりません。

 

  • 漫画に登場する人物のファンになる
  • 実際にどんな人だったか実像を知りたくなる
  • ネットなどで調べる
  • 他の人物との関わりや逸話など新たな発見がある
  • また調べる

 

このサイクルを生み出すために漫画を読むという事はとてもおすすめです。

 

デメリット

漫画で歴史を学ぶことのデメリットは、かなり脚色されている部分が多い事。

史実だと思っていたことが全く根拠のないフィクションだったという事は良くある事です。

 

なので、漫画はあくまでも史実を元にした創作であるという意識を持つことも大切。

あまりにも華々しい武将の活躍や、維新志士の交友関係など、話が上手く出来すぎている部分は自分でも調べてみるようにしましょう。

 

また、漫画では悪役やダメキャラをハッキリと決めた方が分かりやすい傾向にあるため、ある人物を極端な悪役にされている事があります。

まあ、これはテレビドラマや小説でも同じですが、漫画に登場する人物はその漫画のイメージが強烈に残るので、他の情報も取り入れて偏ったイメージを持たないようにする事も大切かもしれません。

 

おすすめの歴史マンガ

花の慶次

戦国時代に興味のある人には1番おすすめの漫画。

パチンコにもなっているので『花の慶次』という名前を知っている人は多いようですが、実際に読んだことはないという声もちらほら聞きます。

 

花の慶次は戦国時代1の傾奇者と言われた前田慶次が主人公の物語です。

(かぶきもの:派手な格好や常識はずれの振る舞いをする人)

 

関連記事⇒前田慶次という戦国時代を代表する傾奇者の逸話!!

 

話の中心はもちろん前田慶次ですが、伊達政宗、上杉景勝、直江兼続、豊臣秀吉といった豪華武将の登場は歴史好きにはたまりません。

慶次の強さや、愛馬の松風の大きさが誇張されすぎている部分もありますが、戦国時代の大まかな流れなども分かりやすく描かれ、真田丸の主人公・真田信繁(真田幸村)も慶次と共に合戦に挑んでいます。

 

戦国好きの人には1番おすすめできる漫画です。

 

義風堂々

義風堂々は花の慶次と同じく原哲夫先生の作品。

前田慶次の生涯の友となる直江兼続が主人公で、『花の慶次』の外伝的作品です。

 

晩年の慶次が酒を飲みながら直江兼続の事を回想するといった構成。

上杉家や直江兼続が好きな人におすすめですが、出来れば花の慶次を読んでから義風堂々を読んだ方がいいと思います。

 

関連記事⇒直江兼続の功績と愛の兜の意味!!

 

るろうに剣心

言わずと知れた歴史漫画の大ヒット作。

映画も公開されているのでご存知の方も多いハズ。

 

幕末に長州藩の刺客として暗躍した人斬り抜刀斎の物語です。

歴史をなぞった展開ではないので歴史の勉強になるかと言われれば疑問符が付くところですが、この漫画を機に歴史に興味を持った人も多いはずです。

 

歴史上の人物も所々で登場しますが、最も深く物語に関わってくるのが新撰組最強と言われた斎藤一。

新時代になっても新撰組の誇りを胸に戦い続け、かつての敵であった抜刀斎と共闘する胸熱です。

 

関連記事⇒新撰組で一番強かったのは!?最強に名を連ねる隊士達!!

 

その他にも桂小五郎や高杉晋作、山県有朋といった長州志士、大久保利通なども登場。

回想新シーンでは新撰組の沖田総司も登場します。

 

歴史の勉強というよりは、漫画として面白いので、幕末の歴史に興味を持つキッカケにいいと思います。

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関連記事⇒沖田総司について解説!菊一文字の所持と新選組最強説は本当?

 

おーい龍馬

大の坂本龍馬好きで知られる俳優の武田鉄也さんが原案を出した漫画。

坂本龍馬の誕生から最期までがとても分かりやすく描かれています。

 

幕末に日本でどういった事が起きていたのか?

どんな流れで明治維新へ進んでいったのか?

 

ということが良く分かるとてもおすすめの漫画です。

幕末の動乱の中でそれぞれの藩が何を考えていたのか?

 

薩摩藩や長州藩、土佐藩だけではなく、幕府側からの視点もあるのでかなり勉強になります。

幕末の歴史の流れを覚えるには最適です。

 

史実に沿ってある部分が多いので、全てが『おーい龍馬』の内容通りだと勘違いしてしまいそうですが、坂本龍馬と武市半平太、岡田以蔵が子供のころからの友達であるなど、フィクションの部分もあるので注意が必要です。

 

関連記事⇒坂本龍馬_証言から見る性格と近江屋での最期の様子!!

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センゴク

織田信長・羽柴秀吉の下で出世していった武将・仙石秀久が主人公。

『天正記』『一統記』とシリーズに分かれていますが、基本的には続編といった感じなので歴史が時系列に進んでいきます。

 

姉川の戦いや一乗谷の戦い、長篠の戦いといった有名な合戦が資料を基にした時代考証と共に進んでいきます。

作者の方が実際に現地に足を運ぶこともあるようで、大胆な仮説なども盛り込まれています。

 

それだけ研究して描かれている漫画だけあって、戦国時代の合戦の様子なども良く分かります。

騎馬隊が豪快に駆け回るドラマや映画のような展開ではなく、下っ端の武将たちがどれだけ地べたを這い回る泥臭い戦をしていたのかというリアルに迫れる漫画です。

 

武田勝頼や浅井長政といった武将にもスポットライトが当たっているので、歴史にある程度詳しい方が読んでも面白いと思います。

 

関連記事⇒武田勝頼の天目山での最期と凡将という評価!!

 

その他におすすめの漫画

ここまで5つの歴史漫画作品をご紹介してきました。

どれも歴史好きの私がおすすめできる漫画ばかりです。

 

その他にも私は未見なのですが、評判のいいものとしては

 

  • へうげもの
  • 信長のシェフ
  • バガボンド
  • 信長協奏曲
  • ドリフターズ

 

といった歴史漫画があります。

今回ご紹介した中でまだ読んだことのない漫画があったらぜひ読んでみて下さい。

 

歴史に興味を持てば自然と知識が広がっていくはずです。

そして、今回ご紹介した以外にもおすすめの歴史漫画があればコメントなどで教えて頂ければ幸いです。