真田昌幸が徳川と手を切り上杉と結んだ事で家康は上田城攻めを決定し、鳥居元忠を総大将とした7千の兵を上田城に差し向けます。

 

圧倒的不利な状況でありながら智略をもって徳川軍を迎え撃つ覚悟の昌幸。

 

そこに大きな戦力である信繁が帰還します。

 

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13

 

1分で分かるあらすじ!!

  1. 徳川軍7千が上田城攻めに出陣。
  2. 作兵衛は上田城下で迷路を作る土木工事。
  3. 昌幸達は軍議の最中。策を実行するための駒が1人足りない。
  4. 脚本家の都合で絶妙なタイミングで信繁登場。
  5. 信繁が初めてわが子と対面。梅とはすれ違いで会えず。
  6. きりが梅から預かったお守りを受け取ると中には六文銭。
  7. 信繁の決死のおとり作戦で戦いが開戦。
  8. 狭い城下町での戦いに苦戦する徳川軍。
  9. さらに信繁は城内に敵を誘い込んで一斉射撃。
  10. 本隊を率いた昌幸が登場し、徳川軍を蹴散らす。
  11. 信幸も安定の活躍。昌相と佐助は神川の堰を切って濁流攻撃。
  12. 戦が真田の勝利に終わり農民兵の陣所(廃寺)へ行く信繁。
  13. 城にいたはずの梅が戦の最中に廃寺に戻っていた事実が発覚。
  14. 寺の裏手で息絶えている梅を発見。
  15. きりはすえを自分が育てると決意

 

第13話『決戦』の詳細なネタバレ!!

上田城の戦いの開戦

徳川家康鳥居元忠を総大将にして上田城攻めを決行。

 

徳川軍は上田城の対岸に布陣し、まずは真田に降伏の書状を送ります。

 

しかし真田昌幸はその書状を高梨内記に渡し、全く降伏する期はない様子。

 

一方、城下では堀田作兵衛が上田城下の大通りに乱杭(らんぐい)を打ち込み、城の北に向かう道を行き止まりにしていた。

 

広間では昌幸と内記、昌相頼綱が軍議の真っ最中。

 

徳川の隊列をいかに細長く伸ばすかということが焦点になっていました。

 

昌幸に策はあるようだが、それを実行するための人が足りない。

 

そんな時、上杉家の人質になっていた信繁が帰還します。

 

昌幸が頼綱に沼田城の守備を頼んで軍議が終了、信繁は初めて娘のすえと対面します。

 

その頃、梅は上田城の北にある廃寺で作兵衛と共に戦いに挑む農民達と一緒に戦の準備をしていました。

 

作兵衛から信繁が帰ってきたことを聞くと梅は上田城へ、しかしすれ違いで信繁が廃寺にやってきます。

 

梅と会えなくて残念な信繁。

 

その後、信幸と作兵衛と一緒に城下町の乱杭の点検に出向きます。

 

杭を叩きながら『敵はいっきに押しつぶそうとしてしてくるはず。しかし、そこに隙が生まれる。』と戦の展開が見えている様子。

 

信幸は『あいつには見えているのだ。戦の決着が・・。』と作兵衛に語りかけます。

 

徳川軍が攻めてくるのは翌朝の事、信幸は信繁とお互いの健闘を祈って隣接する戸石城に入ります。

 

信繁は上田城に戻るとまたしても梅とすれ違い。

 

しかし、きりが梅から預かっていたお守りを受け取ります。

 

お守りの中身は真田家の家紋でもある六文銭。

 

信繁はきりに六文銭が三途の川の渡し賃であることを説明します。

 

上田城決戦

翌朝、開戦の合図と共に神川の河原に伏兵として伏せていた信繁が六文銭の旗印を掲げると、『高砂』という歌を歌い徳川軍を挑発します。

 

攻めかかって来る徳川軍を相手にしながら、信繁はわざと小さな退却を繰り返し城下町まで軍勢をおびき寄せます。

 

その時、民家に隠れていた作兵衛たちの農民兵が一斉に徳川軍を攻撃。

 

さらに城下町には乱杭や柵が設置されているので、徳川軍の隊列は縦に伸びきっていました。

 

隊列が伸びきった分、一度に相手にする兵の数が少なくなり信繁の兵は善戦。

 

さらに機を見て信繁は大手門を開けさせて二の丸へと徳川軍を誘い込みます。

 

二の丸では真田軍による一斉射撃が行なわれ、徳川軍は大混乱に陥ります。

 

この時、逃げ遅れた梅が二の丸にいましたが、信繁が助けようとした時に佐助が現れて無事に本丸に避難させます。

 

本丸の門へと追い詰められたかに見えた信繁ですが、門が開くと同時に真田の本隊を率いた昌幸が登場し、徳川軍に猛攻撃を仕掛けます。

 

さらに戸石城から出陣した信幸軍が退却する徳川勢を攻撃、さらに昌相と佐助が堰き止めていた神川の堰を切り、増水した神川に多くの徳川軍が溺れていきます。

 

戦は真田軍の勝利に終わり徳川軍は陣払いを始めます。

 

詳細記事⇒第一次上田合戦_上田城の戦いに見る真田昌幸の戦略!!

 

梅の最期

合戦後、信繁は城下を見回っていると上田城の北に向かう柵が壊されているのを発見します。

 

信繁が廃寺に向かうと両軍の戦死者が大勢いました。

 

『お梅がここにいなかったのは不幸中の幸い』と作兵衛を見つけて呟いた時、赤ん坊の泣き声がして振り返ると、すえを抱いたきりが立っていました。

 

きりによると上田城にいた梅は北の柵が壊されるのを見ると、『みんなが心配』だと言って廃寺に戻ったとの事。

 

信繁にいっきに不安がこみ上げ、作兵衛と共に廃寺の周囲を探すと、廃寺の裏で槍を持ったまま息絶えている梅を見つけます。

 

号泣する信繁と作兵衛。

 

この時、きりは亡き梅にすえは自分が育てると誓います。

 

続き⇒14話ネタバレ

 



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