安土城が見たいという一心で人質となる松を送り届ける役を買って出た信繫。
しかし安土に滞在中に本能寺の変が起き、京都周辺は大騒ぎになってしまいます。
一方、せっかく新たな主君として仕えた織田信長がいなくなったことで揺れる信濃の国衆。
昌幸はここでも策略を駆使していきます。
1分で分かるあらすじ
- 本能寺の変での信長の最期。
- 堺にいた家康は伊賀越えを決意。
- 信繫『そうだ京都へいこう』。
- 高梨内記、きりを信繫の妻にすべく外堀を埋める。
- 梅と信繁、きりの関係は全盛期の月9ドラマ状態へ。
- 団体行動ができない梅雪が人生からフェードアウト。
- 家康は岡崎城に辿り着く。
- 昌幸は明智の使者を捕らえるストロングスタイルを発動。
- 後に信幸に弱気な姿を見せるなど多少ツンデレであることが発覚。
- フォースの暗黒面の力を得た昌幸は上杉につくことを決意。
- ナチュラルボーン男気、上杉景勝は相変わらず男気。
- 昌幸は景勝の男気に多少のやせ我慢が混じっている事を見抜く。
- 信繁は安土城に連れ去られた松を救出。
第5話詳細ネタバレ
本能寺の変の混乱
武田家を滅ぼした僅か2ヵ月後、織田信長が京都の本能寺で命を落とします。
この時、穴山梅雪と共に堺に滞在していた徳川家康は伊賀を超えて自領の三河に帰る道を選択。
人質となる松を安土に送り届けに来ていた信繫と矢沢三十郎は騒ぎの真相を確かめるべく京都へ向かいます。
一方、真田の郷では高梨内記が娘のきりの将来を心配していました。
そこで内記は昌幸に相談して、きりを真田家に奉公に出す事を決めます。
『真田家にお仕えしておれば信繁様と話す機会も増える。』
『お前が真田のお家にとついでくれればこれほどうれしい事はない。』
というのが内記の本心で、今回のことはそのための布石だときりに伝える。
きりは笑顔でこれに応じるも、内心は信繫と梅の関係に気が気ではない。
伊賀を越えて三河を目指す家康。
途中で梅雪が家康と共に行動することに危機感を感じて家康一行から離脱。
しかし、この選択が仇となり梅雪は落ち武者狩りに合って命を落とします。
家康は途中で服部半蔵の力を借り、無事岡崎城に辿り着く。
弱気な昌幸を見る信幸
一方、信濃にいた昌幸の元にも本能寺の変の一報がもたらされる。
明智光秀の使者が昌幸に協力を依頼する書状を渡すと、昌幸は他の国衆に情報が伝わらないように使者を捕らえる。
滝川一益に情報が伝わる前に対策を講じるため、昌幸は国衆を集めるように高梨内記に指示。
内記がいなくなると『あの男に賭けたわしの身はどうなる!!』と感情を爆発させる。
そして『源三郎(信幸)どうすればいいのかこの父に教えてくれ』と、信幸に対して弱気な態度を見せる。
しかし程なくして理性を取り戻し、『おもしろくなってきた』と覚醒。
人質に送った松を救出するため、佐助を呼び寄せる。
上杉景勝の男気
真田屋敷に国衆が集り今後の身の振り方を話し合っている。
昌幸は明智の使者を捕らえたことでこの場を有利に進め、織田を見限り上杉景勝につくことを明言。
室賀正武は『織田が黙っていないと』これに異を唱えるが、『上杉の力を借りて織田を討つ』と昌幸は先手を打ち信伊を上杉領に送る。
春日山城で上杉景勝からの後ろ盾を得ることに成功した信伊。
しかし、武門の誉れを重んじる景勝は、信長が亡くなって失速する織田家に攻撃を仕掛けることは了解しない。
その報告を受けた昌幸は最近まで織田軍に攻め込まれていた上杉家の苦しい内情を察する。
悩む昌幸に信幸が『織田家臣としての道を貫くべきでは?』と主張するも昌幸は取り合わない。
松の救出
信繫と三十郎が安土に戻ると、松は安土城に連れて行かれて茂誠だけが残っていた。
信繫たちは松を救出するために安土城に乗り込む。
信繫は松を発見し、一緒に囚われていた女や子供を逃がす事になり、安土城の抜け道だと検討をつけていた井戸から何とか安土城の外に脱出する事に成功する。
見逃したやつも、知れていいと 思います!