伊達政宗の名言・五常訓!!

豪快で派手好きなイメージの戦国武将・伊達政宗。

 

美的感覚もかなり独特のものだったようで、カラフルな水玉の陣羽織が伝えられたりもしています。

 

そんな政宗が残した五常訓という教えは物事を独自の視点から分析した、現代にも通じる名言です。

今回はその伊達政宗の五常訓を紹介していきたいと思います。

 

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仁・義・礼・智・信

「仁・義・礼・智・信」儒教で人が常に守るべき五つの項目としてこの五徳があり、、武士道の根本になっている教えです。

 

  • 仁・・・思いやりや優しさ、人を慈しむ心。
  • 義・・・自分の利益にとらわれず正しい行いをして筋を通す事。
  • 礼・・・礼儀作法や相手に対する敬意。
  • 智・・・知識や経験で積み、正しい判断を下すこと。洞察力。
  • 信・・・人を信頼し、誠実である事。

 

現代を生きる私たちも心に刻んで実践したい教えですが、伊達政宗は少し違った角度からこの五徳を見ています。

 

五常訓

この『仁・義・礼・智・信』という五徳、政宗がは自身の経験を踏まえて下記のように表現しています。

 

  • 仁に過ぎれば弱くなる。
  • 義に過ぎれば固くなる。
  • 礼に過ぎれば諂(へつらい)いとなる。
  • 智に過ぎれば嘘をつく。
  • 信に過ぎれば損をする。

 

政宗は五徳は大事でも、全てが行き過ぎてしまうと害になると独自の視点から教えてくれています。

 

  • 相手を思いやり、優しくしすぎれば自分が弱くなってしまう。
  • 筋を通そうと正しい行いばかりに囚われては融通がきかなくなり、柔軟な対応ができない。
  • 礼儀正しさが過ぎれば、嫌味となり逆に失礼である。
  • 知識や経験が増え利口になると嘘をつくようになる。
  • 他人を信じすぎれば損をしてしまう。

 

この名言を初めて聞いたとき、私は伊達政宗という人の核心をつく物の見方に感動した覚えがあります。

 

五徳は常に心しておきたい事ですが、それも時と場合によってという事も同時に覚えておかなくてはいけないなと思いました。

確かに戦場にいるのに、仁の心を持って相手のことを思いやっていては、自分の命がいくつあっても足りません。

 

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そして、筋を通す生き方は大事ですが、自分一人ならまだしも、家族や家臣を持っている大名ともなれば、筋を通してばかりでは周りの人を不幸にしてしまいます。

 

全てはバランスが大事。

 

戦国の世を生き抜いてきた伊達政宗らしい着眼点だと思います。

 

そして五常訓はこう続きます。

 

気ながく心穏やかにして、よろず倹約を用い金を備うべし倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり

この世に客に来たと思えば 何の苦もなし。

朝夕の食事は、うまからずとも誉めて食うべし。

元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい。

今日行くをおくり、子孫兄弟に良く挨拶して、 娑婆の御暇申すがよし。

 

この文の意味を意訳してみると下記のようになります。

 

気を楽に、心を穏やかにして、多少の不自由があっても倹約を心掛けるように。

この世に客としてきていると思えば不足に思うことはない。

朝食や夕食が美味しくなくても「美味しい」と言って食べること。

元々、お客であれば好き嫌いを言う立場にはないのだから。

そうやって生きて、あの世へ帰るときには家族や子供にちゃんと挨拶をして旅立てばいい。

 

この五常訓は政宗の遺訓とされていますが、政宗の野心家で豪快なイメージとは異なって、とても優しくおおらかな心を持った武将だったのかなという気もしています。

 

やはり戦国時代を生き抜いた武将の名言には学ぶことが多いですね。

 

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