勝海舟の性格と評価!!かつての敵・西郷隆盛との関係!!

勝海舟(麟太郎)は坂本龍馬の師匠として知られ、江戸城を無血開城して降伏した際に、幕府の代表として西郷隆盛と会談した人物としても有名です。

 

しかし、残した功績の割に、坂本龍馬や西郷隆盛に比べてどうしても評価(人気)が低いように感じてしまいます。

 

そこで今回は勝海舟の性格や人柄に迫るエピソードを紹介していきたいと思います。

 

スポンサードリンク

犬嫌いの剣豪

勝海舟は幕府の中でも陸軍総裁や軍艦奉行という役職についている軍事の専門家なのですが、幕臣というイメージなのか官僚タイプの人物だと思っている人が多いようです。

 

勝が先見性と政治力を持ち合わせていたことは間違いないと思いますが、実はそれに加えて、剣客としてもすぐれた才能を持っている人でした。

 

剣術は直心影流(じきしんかげりゅう)の免許皆伝の腕前。

 

しかし、刺客に襲われた時でも刀を抜かずに取り押さえるなど、生涯において人を斬ったことはないと言われています。

 

Katsu_Kaishū2

wikipediaより引用

 

さらにそれだけではなく、刀が抜けないように紐で縛っていたとも語っているので、かなりの胆力を持っていたと推測できます。

 

頭も良くて剣術や格闘センスもある勝海舟。

 

しかし、そんな勝にも1つだけ弱点がありました。

 

それは犬。

 

勝海舟は幼い頃に野犬に睾丸を噛まれて、2か月近く生死の境をさまよったとされています。

 

この出来事があってから、勝は犬を異常に恐れるようになったようです。

 

西郷隆盛との関係

勝海舟は幕府の要職に在りながら、徳川幕府の存続が必ずしも日本のためになるとは思っていなかった人物です。

 

勝は物事を考えるスケールが大きく、坂本龍馬が「日ノ本一の人物勝麟太郎(海舟)の弟子になった」と手紙に書いたように、西郷隆盛も「どれだけ智略があるか分からない」、「佐久間象山よりも優れた英雄肌の人物」と評価しています。

 

つまり、人を引き付けるだけの存在感と知識、カリスマ性を持ち合わせていたという事になります。

 

この2人は現在の都営三田線の三田駅とJR田町駅の間で、官軍による江戸城総攻撃を前に会談を開き、幕府側が降伏するという事で江戸の市民を戦火から守るという功績を残しています。

 

この時既に西郷と勝には交流があり、西郷は勝の性格や考え方を知っていたので、勝が会談の相手なら、ある程度戦は避けられるという算段はついていたようですね。

 

スポンサードリンク

 

明治維新後

西郷隆盛と勝海舟が江戸の町を戦火から救った功績はとても大きなものです。

 

ここで幕府側が意地になり江戸で戦が起こっていれば内乱による国力の低下は計り知れません。

 

勝自身が幕臣でありながら「日本の事を思って徳川300年の歴史を振り返らなかった」と言っているように、日本という国全体を思っての行動がとれるというのは、やはり勝の考え方のスケール大きさから来ることではないでしょうか?

 

Yoshiyasu_Katsu_in_Meiji

wikipediaより引用

 

そんな勝に感じ入るところがあったのか、西郷は明治になってからも勝の別荘(東京の洗足池にあった)に訪れることがあったと言います。

 

そこでは日本の行く末について語り合ったと言われています。

 

この2人には高い次元で通じ合うものがあったんでしょうね。

 

勝は西郷が西南戦争で自決した後には、西郷隆盛の留魂祠や石碑を実費で建てるなどして、亡き友の顕彰に勤めています。

 

この事からも、勝海舟がどれだけ西郷という男を買っていたか、そしてどれだけ人間味の溢れる性格だったかという事が分かります。

 

関連記事⇒佐久間象山_勝海舟・坂本龍馬を育てた天才学者の最期!!

 

勝海舟の評価

江戸城無血開城の他にも、日本海軍の生みの親とされ、幕府と新政府との橋渡し役を担うなど多くの功績を残している勝海舟の評価が西郷隆盛や坂本龍馬に比べて低い理由。

 

それは77歳という長寿を全うしている事にあるのではないかと思います。

 

坂本龍馬も西郷隆盛も明治維新の立役者でありながら非業の死を遂げています。

 

しかし勝は明治の世も生き、政府のやり方を批判するなど、政界のご意見番のようなポジションになっています。

 

勝の考えを理解できない人々から批判を受けることも多く、晩年は孤独であったようです。

 

太く短く生きた坂本龍馬や西郷隆盛が英雄視されるのに対して、勝は後の世で批判したり批判されたりすることが多かったため、いまいち評価が上がりきらないのかもしれませんね。

 

Sponsored Link


★この記事がお役に立ちましたら応援・シェアをお願いします。

にほんブログ村 テレビブログ 大河ドラマ・時代劇へ  


【~スマホ表示でご覧の方は画面一番下に人気記事ランキングが表示されます~】





One Response to “勝海舟の性格と評価!!かつての敵・西郷隆盛との関係!!”

  1. ツナかン より:

    参考になりましたありがとう

コメントを残す

このページの先頭へ