おんな城主直虎・12話のあらすじとネタバレ!

寿桂尼の謀略によって徳川に歩み寄っていることが露見した井伊家。

当主である直親は今川氏真から駿府まで申し開きに来るようにと通告されます。

 

今川からの駿府への呼び出しに関しては、父親の直満の苦い思い出がある井伊家。

しかし、直親は決死の覚悟で駿府へ向かいます。

 

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おんな城主直虎12話の簡易あらすじ

  1. 駿府に出立した直親が斬殺される
  2. 井伊直平、新野左馬助、中野直由が出陣し落命
  3. 次郎が井伊直虎を名乗り、井伊家当主となる。

 

12話「おんな城主直虎」のあらすじ

十二月半ばの朝。

直親は家臣十八人を従え、井伊谷を出立した。

 

一行を見送る列には加わらず、次郎は井戸端で水垢離(みずごり=神仏への祈願のため身を清める儀式)に打ち込む。

乾いた布が差し出され、見ると直親が笑顔で立っている。

よかったと思った瞬間に次郎は気を失う。

 

その時、直親たち一行は、井伊谷から六里ほど行った掛川城下で、待ち伏せしていた今川方に囲み討ちされ、ことごとく斬り捨てられていた。

 

父・直満のときと異なるのは、申し開きの機会も切腹による死も許されず、問答無用に斬殺されたことである。

 

寺の境内に直親一行は運び込まれた。

次郎は思わず触れようとするが、逆上するしのに「そなたが殺したようなものだ」と罵られる。

 

しのの言葉に次郎は返す言葉がなかった。

 

それからの数日を、次郎はどうやって過ごしたのか、あとになってもどうしても思い出せなかった。

 

松平家との結託を疑った今川氏真の追求は苛烈さを増し、まだ二才の虎松を殺せとの命令が届く。

次郎の母方の伯父で今川方目付の新野左馬助が虎松の助命嘆願のために駿府へ赴き助命は許されたが、ひとつの条件を付けられた。

 

それは隠居の身である井伊直平を戦に差し出せというものであった。

 

南渓にその話を聞いた次郎は呆然となった。

井伊の居館へ急ぐと、直平は左馬助、中野直由と酒を酌み交わしていた。

聞けばその3人が今後今川の戦に出ることが、虎松を助命する条件であるという。

 

『お三方がいなくなったら、井伊はどうなるのでございますか!?』

『われらは必ず戻ってくる、仮に「もしも」が起こったとしても、それはもはや天命じゃ』

 

直平は達観したように微笑む。

 

もうこれ以上誰にも死んでほしくない。次郎は心のなかで仏に願い、祈った。

しかし、願いも祈りも届かなかった。

 

その年、今川家に反旗を翻した国衆を攻めるために出陣した直平は、陣中で毒殺ともささやかれる不審な死を遂げる。

さらにその一年後、左馬助と直由は別の戦で討ち死にしてしまう。

 

これで井伊家を束ねる男は誰もいなくなってしまった。

平安の時代から五百余年続いた井伊家は断絶の崖っぷちに追い詰められる。

 

次郎法師の決意

翌1565年(永禄八)春。

駿府に行ったきり戻っておらず、直親殺害をたくらんだのではないかとまで言われていた小野但馬守政次が帰ってきた。

 

祐椿尼と対面した政次は驚くべき言葉を言い放つ。

『太守様のご意向により、今日よりそれがしを虎松様の後見としていただきます』

 

祐椿尼は南渓に相談するために龍潭寺へ向かう。

次郎は井戸端に現れた政次と対面する。

 

『生きておったのか、政次……』

『直親の内通ゆえに今川に捕らえられた。しかし井伊にはもう、政(まつりごと)を任せられる者もおらぬようになってしまったと、戻されたというわけだ』

 

昔の政次と違って目が冷たく底光りしている。

皆、死んでしまったのに、政次だけ助かってここにいる……。

 

『裏切るつもりで裏切ったのか、それとも裏切らざるをえなかったのか!』

『恨むなら、直親を恨め。ヘタを打ったのはあいつだ。何度も同じことを繰り返し、井伊は終わるべくして終わったのだ』

 

言い捨てて政次は立ち去る。

次郎は逆上し、傑山の槍を持ち出して政次を追おうとする。

 

南渓がふらりと現れて、次郎の行く手を遮る。

次郎は槍を地面に突き立て、声を限りに叫ぶ。

 

『われのせいで直親は死んだ!藤七郎も孫一郎も、おおじじ様も、左馬助伯父上も中野殿も!われは災厄をもたらすだけじゃ!』

 

槍を引き抜きながら南渓は次郎を諭す。

 

『己を責めたところで死んだ者は帰らぬ。じゃが、死んだ者を己の中で生かすことはできる。例えば、しのぶことで。例えば習うことで。ときには習わぬことで。……ほかには、ないかの?』

 

涙を滂沱と流しながら、次郎は決意を南渓に伝える。

『亀に、この身をささげる。……われは亀の魂を宿し、亀となって生きていく』

 

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井伊直虎の誕生

南渓は井伊の居館に小野政次、今川家から連れ帰った三人の目付(近藤康用、鈴木重時、菅沼忠久)、奥山六左衛門、中野直之らを集めて伝える。

 

『井伊は今まさに存亡の危機を迎えておる。次に家督を継ぐ虎松はまだあまりに幼い。墨染めの身でまことに僭越ながら、井伊の末席に連なる者として、虎松の後見となる者を推挙したい』

『その者の名は、井伊直虎と申す』

 

襖がからりと開き、華やかな衣装に身を包んだ次郎が現れる。

 

皆が息を飲み、場が静まり返る。

『われが、井伊直虎である。』

 

強い眼差しを向ける政次を見返し、直虎は宣言した。

『これより井伊は、われが治めるところとなる』

 

井伊直虎が誕生した瞬間である。

 

続き→おんな城主直虎13話のあらすじ

 

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