おんな城主直虎8話のあらすじとネタバレ!

第7話で今川からの検地の危機を乗り越えた井伊家。

しかし、第8話では早くも次の危機が訪れます。

 

直親としのに子供が生まれないことが心配される中、今川義元が尾張攻めを決意。

直盛は井伊の軍勢を率いて出陣していきますが、そこで桶狭間の合戦が起こります。

 

8話「赤ちゃんはまだか」の簡易あらすじ

 

  1. 次郎が直親・しの夫妻のため戦国時代のとぐろターボを買い求める。
  2. 今川義元が最期へのカウントダウン。織田信長の領地・尾張攻めを決行。
  3. しのが重度のメンヘラであることが判明。
  4. なぜか次郎が完全なる逆恨みにあう。

 

8話の詳細あらすじ(ネタバレ注意)

直親としのの子供は?

1559年、直親としのが夫婦になって丸4年が過ぎた。

しかし懐妊の兆候がない。

 

しのは龍潭寺に日産して子宝祈願を受けたり、直親に子作りに効くというどじょうを食べさせたり、子を授かる作用があるという薬草を片っ端から飲んだりしているものの、効果は現れないでいた。
案じた次郎は、ほかに良薬がないかと博学で鳴る昊天に聞いてみる。

『麝香(じゃこう)があります。唐渡りのもので、井伊では手に入りませぬが』

 

『……駿府でならば手に入るかの』

『しかし相当に値も張りますぞ』

 

いっかいの禅僧に金銭の余裕などない。

ただ一つの財産である鼓を抱え、次郎は小野の屋敷を訪れる。

 

話を聞いた小野政は憮然とした顔で言う。

 

『何ゆえ、俺が鼓を売って、麝香とやらを買うてこねばならぬのでしょうか』

『和尚様は当分お出かけにならぬと言うし、新野(左馬助)の伯父上に頼めば、父上や母上に伝わろう。さすれば、面倒なことに……』

『まことに、売ってしまってよいのですか』

 

鼓は直親の父・直満が、亡くなる前にわざわざ買ってくれていたものだ。一瞬の迷いを次郎は笑って振り払った。

 

『そもそも墨染めの身で、かようなものを持っておるのもおかしいのじゃ。本来、無一物だしの!』

『……その薬、己でも使ってみればいかがですか?』

 

政次がからかう口調で言う。

『直親様のお子をはらめば、問答無用で奥方の座につけるのではないか』

 

寺を訪れたしのが、恨みがましい目を次郎に向けていることがあったが……そういうことか。

『さような戯れ言が、しの殿にわれをにらませるのではないか。いい迷惑なのじゃ!』

 

今川義元が尾張への侵攻を決定

このころ、今川義元は家督を嫡男の氏真に譲り、駿河を治めさせていた。

自身は新たな領土とした三河の経営に集中し、さらにその西の尾張への侵攻に力を注ぐためだ。

 

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侵略戦には大量の武具が必要となため、井伊家に対して槍を200本納めるよう通達する。

『いよいよ織田の息の根を止めにかかるかの。また金がかかるのぅ……』

 

ため息をつく井伊直盛に、左馬助が言う。

『しかしながら、今の今川と織田では、さしずめ虎と猫。皆喜んで今川の陣に加わるのではないでしょうか』

『まあ、そうかもしれぬがの』

 

二人の話に直親は身を乗り出して聞き入った。

尾張攻めは直親にとって初陣となる。

 

「武勇の井伊」とも呼ばれてきた家の一員としてようやく加わることができる。

その様子に気づいた直盛が、歯切れの悪い口調で告げる。

 

『直親には、留守居をしてもらいたいのじゃ』

『……何ゆえにございますか?』

『お主は大事な跡取りじゃ。戦にてもしものことがあってはの』

『負けようがない戦にございましょう』

『なれど戦は戦。何が起こるかは分からぬし』

 

直親はここで引けるはずもなく、

『槍も刀も、修練を積んでまいりました』

 

ここで政次が口を挟む。

『跡継ぎがおらぬ状態で、戦に出すわけにはいかぬ、ということです。直親様にもしものことがあれば、井伊の家中はまた混乱することになりますので』

 

そこをつかれてしまうと、出陣を言い張るわけにもいかなかった。

すまなそうな顔でいる直盛に『承知しました』と言って直親は引き下がるしかなかった。

 

しの、次郎 それぞれの思い交錯

政次が買い求めてきてくれた麝香を、次郎は直親の屋敷まで届けた。

うつむいているしのに差し出す。

 

『唐渡りの、子を授かりやすくなる薬でな。試されてみてはいかがかと』

 

きっと次郎を睨みつけたしのの目は涙で濡れている。

『次郎様は、私が子を授からねばよいと思うてらっしゃる方ではないですか。さようなお方の薬など……』

 

驚きを通り越して次郎は呆れた。

『子ができぬ薬を盛ると言うておられるのか。私が、そなたと直親殿の邪魔をしたことが一度でもあるのか』

『かように授からぬのは、子ができぬよう、すでに呪うておいでではないのか!』

 

こちらの気も知らずこの言われよう。次郎はかっとし、『恥を知れ!!』と叫んでいた。

 

『あまりにも情けないお言葉。そなたはそれでも直親殿の、井伊の奥方様なのか!』

 

その夜、昼間の騒ぎを家臣から聞かされた直親が龍潭寺を訪ねてきた。

 

『ずっとあんな様子なのか、しの殿は』

『……もともと涙もろいおなごではあったのだが。ここのところ浮き沈みが激しゅうてな』

 

直親はため息をつき、側女(そばめ)を持とうかと思っていると打ち明ける。

内心どきりとする次郎。

『このまま子が授かれなかったでは、井伊の皆様にも申し訳が立たぬし、子を残すのは俺の役目でもあるし』

『その通りなのであろうが……。今のしの殿に受け入れられるかの。あのありさまで』

『お家のためじゃ』

 

直親の本心は次郎には伝えられるはずもない……。

 

それから数日後、しのが屋敷から姿を消した。

しのを探す直親の側近・今村藤七郎によれば、直親に側室を迎える話が決まった後、「次郎殿、お恨み申し上げます」と書き置きを残していなくなったという。

 

『何ゆえここまで……』

 

私を恨んで死ぬつもりなのか。

とすると、場所はこの寺だろう。死にざまを見せつけるつもりにちがいない。

 

そこに傑山がしのを見つけたと知らせに来た。

裏庭の井戸端にひざまずき、首筋に懐剣を当てているしのの手首を、次郎が強くつかむ。

懐剣ははじけ飛んだ。

 

『いい加減になされよ!私はそなたに、ここまで恨まれることは何もしておらぬ!』

 

体をわななかせながら、しのが吐き出すように言う。

『……私がおとわ様じゃったらと、誰もが思うておる。……口には出さねど、殿も奥方様も、屋敷の皆も……直親様も』

 

子ができれば皆が見直してくれると思っていた。でもただ一人の子にも恵まれず……

『悪いのは私ですか!私はほかに誰を恨めばよいというのですか!』

 

次郎は懐剣を拾い上げ、しのの正面に放り投げる。

『わかった。そこまで言うのなら、ご自害なされよ』

『……え?』

『正室が亡くなり、誰もふさわしい者がおらぬとなれば、私の還俗も認めていただけるかもしれぬしの。私がそなたの後釜に座るゆえ。ほれ、はようお取りなされ』

 

目に憤怒をたぎらせ、しのが懐剣の柄をつかんだ。その直後に傑山がしのを羽交い絞めにする。

『決して、そなたを還俗などさせませぬっ!!』

 

しのが泣きわめいているところへ直親が現れる。

しのの様子を見てため息をつく直親。

 

『ため息をつくな!なぜいつもさように他人事なのじゃ。なぜもっと、ともに悲しんでやらぬのだ。悩んでやらぬのだ!』

 

袂(たもと)から麝香の包みを出して直親に投げつける。

『そなたの女房なのだから、そなたがなんとかせよ!』

 

肩を怒らせ、次郎はその場を立ち去る。

腸は煮えくり返るものの、心中、期するものがあった。

しのは子を授かれば命がけで我が子を守る、強い母になるであろう、と。

 

年の瀬、直親の依頼により、龍潭寺では大掛かりな子宝祈願が行われた。

式典の後で次郎は、直親から側室を取る話を一年待ってほしいと申し出があったことを千賀から聞く。

 

子ができなければ、しのを里に返す考えもあるという。

次郎はほっと胸をなでおろした……。

 

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井伊軍団、桶狭間の戦いへ

翌年1560年(永禄三年)5月、直盛へ尾張への出陣の命が下る。

『今川のために働くは、快く思わぬ者もおるじゃろうが、そのような者は、山のごとき褒美をもぎ取る心づもりで向かってもらいたい。では皆の者、いざ!』

 

留守を預かる直親、政次、直平、左馬助、中野直由ら家臣が総出で見守る中、直盛率いる精鋭の井伊軍団は威風堂々、井伊谷を後にした。

 

今川勢二万五千、尾張の織田勢わずかに三千。

今川方の勝利を誰もが信じて疑わなかった。

 

続き→おんな城主直虎9話のあらすじとネタバレ

 

[参考:大河ドラマストリーブック]

 

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