瀬戸方久は実在の商人?井伊直虎の徳政令との関係は?

おんな城主直虎に登場するムロツヨシさん演じる瀬戸方久という人物。

 

一見、架空の人物に思えるかもしれませんが、実は瀬戸方久は実在した商人の名前で、井伊直虎が出した井伊谷の徳政令にも大きく関わっています。

 

この徳政令は直虎が城主になって最初に体験した大きな苦難。

そして、直虎とともに苦悩したのが瀬戸方久でした。

 

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瀬戸方久と直虎の徳政令

瀬戸方久は元々は井伊家の家臣でありながら、商人に転身した経歴を持っている人物。

井伊家との繋がりがあったためか、商人(銭主)として成功を収め、井伊家にも多額のお金を貸していました。

 

直虎と方久が深く関わるのは、直虎が井伊家の当主となった後。

今川氏真が井伊の領地で徳政令を施行するように圧力をかけてきた時でした。

 

徳政令というのは農民の借金を帳消しにするという法令。

現代風に言えば「銀行やカード会社からいくら借金をしていても、それは返済しなくてもいいよ〜。」という、債務者にとっては夢のようなお話です。

 

逆に債権者にとってはめちゃくちゃ迷惑な法令ですが、ではなぜ井伊家の領地で徳政令を施行することになったのでしょう?

そこには井伊家の乗っ取りを企む小野政次と今川氏真の策略がありました。

 

関連記事→小野政次(鶴丸)の裏切りの理由と直虎との確執!

 

井伊の領地は直虎が地頭という役職に就いていて、裁判をしたり税金を取り立てる権利を持っていました。

なので、通常であれば領民は直虎に対して徳政令を出すように願い出るのが普通です。

 

しかし、小野政次が直虎ではなく今川家に徳政令を出すようにと領民を扇動します。

今風に言えば、労働環境の改善を自分の働く店舗の店長にするのではなく、直接本社の社長に訴えたようなものですね。

 

本社である今川家から徳政令を出すようにと言われれば、支社長である直虎は徳政令を出さない訳にはいきません。

 

ただ、徳政令を出すということは方久が領民に貸しているお金が返ってこなくなるということ。

その場合、井伊家が方久から借りているお金を厳しく取り立てられることになります。

 

もちろん、それは井伊家にとっては絶対に避けたいこと。

つまり、井伊家は方久に頭が上がらなかったんですね。

 

そのため、直虎は色々な理由をつけては、約2年間も今川家の命令を無視し続けます。

 

借金を帳消しにしたい領民と、徳政令を施行させないようにしたい方久。

直虎は方久側について、井伊家の経済を安定させることを選んだ訳です。

 

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さらに直虎は、徳政令の影響が井伊毛の菩提寺である龍潭寺に及ばないように、前もって南渓和尚に「龍潭寺に関しては徳政令を免除する」という書状を発給しています。

 

一方の方久も、今川に上手く取り入り、自分の屋敷などを徳政令の対象外としてもらうなど、商売を続けられるようにしっかりと体制を整えます。

 

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つまり、直虎も方久も時間稼ぎをしている間にしっかりとやるべきことをやっていたという訳です。

この辺りが豪商にまで上り詰めた方久の商人としての才覚ではないかと思います。

 

この後、井伊直虎は地頭職を解任されてしまい、井伊の領地は小野政次に乗っ取られてしまいますが、方久はそのまま商売を続け、徳川家康が勢力を拡大してくると、家康に刀を献上するなどしていち早く取り入っています。

 

大河ドラマでムロツヨシさん演じる瀬戸方久

おんな城主直虎でこの瀬戸方久を演じるのは、現在人気沸騰中のムロツヨシさん。

山田孝之さん主演の「勇者ヨシヒコと導かれし7人」というドラマでの、メレブという魔法使い(賢者)役が評判ですよね。

 

ムロさん演じる瀬戸方久は、第2話で家出したおとわが出会ったヒゲ面の怪しい男として登場。

おとわが井伊家の姫だと気づいて井伊の屋敷に連れ帰って褒美をもらい、この時の褒美を元に金貸し(銭主)を始め大成功するという設定です。

 

もちろん、この辺りは完全な創作話ですが、直虎が今川氏真と小野政次の謀略に悩まされる中、一緒に解決策を考え出すという意味では重要な役どころになっています。

 

物語にも深く関わってくるので、チェックしておきましょう。

 

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