真田丸39話は嵐(大坂の陣)の前の静けさといった感じでお笑い要素が強い回でしたね。

佐助が意外にも毒舌で信之をdisっていたことや、真田紐の丈夫さに驚き『おいくらですか?』と思わず訪ねてしまうなど、三谷さんらしいテンポの良い笑いが続いていました。

 

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真田丸39話『歳月』の感想

信幸兄さんも『お前たちと再び一緒に暮らしたい』と、信繁たちの放免のために高台院(寧々)に会いに行くのかとおもいきや、まさかの自分のためだったというオチもありました(笑)。

 

小野お通という人は良く知らなかったんですが、これから信之を精神面で支える重要なポジションになっていくようですね。

 

そして『孫子の兵法』と同じくらいの価値があるのではないかと思われた昌幸秘伝の奥義書。

僕もこの内容には興味があって、当時だったらお金を払ってでも購入したいなと思っていたのですが、ふたを開けてみるととんでもない詐欺商材でしたね(笑)。

 

放送前の予告で多くの人が気になっていた、

 

信之『全部こんな感じか?』

信繁『全部こんな感じです(ちょっと食い気味)』

 

というシーンは、この昌幸の奥義書に関するやり取りでした。

昌幸のこの感覚人間度合いは巨人の長嶋監督に通じるものがあるんでしょうね。

 

そして今回は昌幸の妻である薫がフェードアウト。

高畑さんの息子さんが出演出来なくなり撮り直しをしたからなのか、かなりあっけない最期になっていました。

この部分はちょっと物足りなかったですが、すえ(信繁と梅の子)がやってきて家族団らん側で過ごすシーンはとてもほほえましく、自分はあくまでも菊亭晴季の娘だと言い張る薫の横で顔を見合わせる稲とおこうがいい感じでしたね。

 

なんかこの2人は、真田丸では正室と侍女という関係になっていますが、とてもバランスのとれたいいコンビですよね。

おこうは最初のご飯もよそえなかった『どうしょうもない人』というイメージが嘘みたいです。

 

そして真田家愛の貧乏脱出大作戦パートでは、『ひもじい思いはさせない=食べ物(ソバ)を死ぬほど送る』という信之のクソ真面目な性格があらわされたシーンがツボに入ってしまいました。

 

ソバの中に信繁が手を入れて確認したように、最初はソバの中にお金や密書でも隠してあるのかと思いきや、まんまソバだったみたいですね(笑)。

 

信之はお通さんに入れ込むあまり、実は信繁のことに気が回っていないのでは?と思うほどでした。

この他にも九度山に来て『うっとおしい奴』から『菩薩の心』へと変貌を遂げたきりと春の和解があり、全く夫婦になりそうな雰囲気の無かった信繁ときりがどういった感じでくっつくのか、ちょっと楽しみになってきました。

 

きりは秀次やガラシャ達との辛い別れを経験したせいか、とてもいい奴になりましたね。

 

残る側室のたか(秀次の娘)は、陽気に暮らしていきそうな感じだったのでOKとしておきましょう。

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そして信繁と春の間に生まれた子供、大助とお梅。

毎日、高梨内記の碁の相手をするなどストレスの溜まる生活を送り、自信喪失気味になりながらも立派に成長しました(途中で信繁が褒めて伸ばす作戦に変更)。

 

この後、大坂の陣に信繁と共に出陣して徳川軍と戦うという辛い宿命を背負っている訳ですが、その辺りがどのように描かれるか楽しみです。

 

一方のお梅も、この後は信繁との辛い別れが待っていますが、その時には片倉小十郎重長(伊達政宗の家臣)という素敵な王子様が迎えに来てくれます。

今回の九度山のシーンはとてもいい家族団らんのシーンでしたが、この中で幸せになるのはお梅だけなのかな?と思うとちょっと切なくなりました。

 

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そして、ほのぼのした回の最後には明石全登が現れていっきに緊迫したムードに・・。

 

最後の大坂の陣に突入するのに合わせて予告もめちゃくちゃカッコよく作られていましたが、ここからはこの5人が主役となってきます。

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真田丸の大坂の陣編はマジで楽しみです。

 

ちなみに、今回の真田丸に登場した真田紐。

忍び(佐助)もほれ込む高品質です(笑)

 

 



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