真田丸に登場する『たか』という女性。

彼女は関白となった豊臣秀次の娘で、真田信繁の3人目の妻となります。

 

歴史的には全く名前の知られていない『たか』とはいったいどういった人物でだったのでしょうか?

真田丸では独自の演出で信繁とたかが出会い、結婚することになりますが、たかは最後にはどうなってしまうのでしょうか?

 

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真田丸でのたか

先程もお伝えしたように、たかの父親は関白である豊臣秀次。

秀次は側室が十数人もいたとされるほどの大所帯でしたが、たかはその中でも秀次と正室・一の台の間に生まれた女性だと言われています。

 

ただ、真田丸ではたかの母親が早くに亡くなったため秀次が引き取って育てているという設定になっています。

まあ、この辺りは登場人物を増やしすぎてしまうとややっこしくなってしまうので、かなり省略しているんでしょうね。

 

たかは26話で、秀次が自分の側室や子供をきりに紹介する場面で初めて登場しますが、くしくも信繁の正室となる大谷吉継の娘・春と一緒の回に真田丸に初登場するという展開になります。

実際に出会う年頃の女性達を次々に妻に迎えていく・・・この頃の信繁は間違いなく、人生の第一次絶頂期です(笑)。

 

そして、たかの性格ですが、ある時はきりに『父は心が弱く、人にどう思われるかを気にしている人だから側室にはならない方がいい』とアドバイスを送るなど、幼くして深い洞察力を持ち合わせています。

後に、秀次が自害すると秀吉は側室や子供など30人以上を処刑するのですが、その時に聚楽第の一室に逃げ込んでいたのがたか。

 

信繁はたかを守るために、たかを側室に迎えることを条件に大谷吉継の娘・春を正室に迎えます。

 

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正室と側室を同時に手に入れるという何ともカオスな展開になっていますが、信繁がたかを側室に迎えたのはあくまでも秀吉の手からたかを逃がすため。

そこで、秀吉の気が変わらないうちに、信繁は呂宋助左衛門(るそんすけざえもん)にたかの身を預けます。

 

現代では一度に妻を2人向かえるという展開が難しいからこういった設定になっているのかもしれませんが、ちょっと無理があるかな・・?

 

たかを演じる女優は誰?

真田丸で秀次の娘・たかを演じるのは女優の岸井ゆきのさん。

最近はCMや映画、ドラマでも見かけることが多く、可愛い女優さんだと評判になっていますよね。

 

父親である秀次の弱さを見抜き、きりにアドバイスを送るなど賢い女性という役にはぴったりはまりそうな気がしますが、吉継の娘・春を演じる松岡茉優さんや岸井ゆきのさんといった若い女優さんが登場すると、誰が誰だか分からなくなってしまうのが最近の僕の傾向です。

 

かつらかぶってたら尚更分かりにくいと思うのは僕だけですかね?

 

たかは史実とは異なる設定になってはいるものの、おそらく信繁の最後の舞台となる大坂の陣の際は信繁と行動を一緒にするものと思われます。

 

その際に秀吉の手によって処刑されようとしていた少女がどんな女性になっているのか?

そして信繁に対してどんな言葉をかけるのか?

 

たかの成長はきり以上に楽しみな部分があるかもしれません。

 

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史実のたか(隆清院)

しかし史実でのたかが呂宋助左衛門に預けられたという事実はなく、信繁との間に『なほ』という女の子と幸信という男の事を生んでいます。

そして大坂冬の陣では信繁と共に大坂城に入っています。

 

つまり、信繁と共に大坂城で戦っていたという事になりますね。

しかし、幸信を身籠っていたこともあり、大阪夏の陣の際は京都に潜み、信繁が亡くなった2か月後に幸信を生んでいます。

 

真田丸では豊臣秀次の最期に大きくスポットが当てられています。

そんな中、信繁の機転によって生き延びることが出来たたかが大坂城に入る信繁とどう関わっていくのか?

 

新進気鋭の岸井ゆきのさんを抜擢するという事はたかにもスポットがあたるはずなので、今までは豊臣秀次の娘、信繁の側室としか扱われる事がなかった降清院(たか)が、大きな注目を浴びることは間違いありません。

やはりメインは吉継の娘・春になってしまうとは思いますが、今までスポットの当たらなかったたかがどう描かれるかというのは楽しみですね。

 

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