千利休が切腹となった原因!!秀吉が激怒した理由とは?

千利休というと「わび茶」を完成した人物として有名ですが、文化人であるにも関わらず武士のように切腹で最期を遂げています。

 

茶聖とまで呼ばれた千利休がなぜ切腹しなければならなかったのか?

 

諸説ありますが、時代背景と共に考察していきたいと思います。

 

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秀吉の相談役

織田信長に見出された千利休は、本能寺の変の後に豊臣秀吉の信頼を受けて相談役となり、三千石の禄を授かっています。

 

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豊臣秀吉は1585年に関白の位に就き、1587年には九州を平定。

 

そして1590年には北条家を滅ぼし、天下統一を果たしました。

 

織田信長すら達成できなかった天下統一を成し得た豊臣秀吉は、この辺りから歯車が狂い始めてきます。

 

この頃の秀吉は嫡男である鶴松を病気で亡くし、朝鮮出兵を決行。

 

豊臣秀頼が誕生すると甥の豊臣秀次を自害に追い込むなど傍若無人な行動が目立ち始めます。

 

自分の相談役にまでした千利休に切腹を命じたのもこの時期です。

 

あれだけ人とのつながりを大切にし、「人たらし」とまで呼ばれた豊臣秀吉が、天下統一後は人が変わったように残忍になっていくことに家臣達は驚きます。

 

関連記事⇒豊臣秀吉の指は6本あった!!天下人の性格と意外な死因!!

 

秀吉が警戒した理由

千利休とはどういった人物だったのか?

 

茶人として有名な千利休ですが、利休は単なる文化人ではありません。

 

そのためには、茶道というものがこの時代にあってどのような役割を果たしてきたのかということを考える必要があります。

 

千利休は茶室を書院造りの建物から離して草庵というものを創り出しました。

 

そこは人と人とが話をしながら茶をたしなむ場所。

 

時には密談の場としても使われています。

 

つまり諸国の大名や権力者がつながりをもつ場であり、その中心に千利休はいたことになります。

 

そして名だたる大名や武将が千利休に弟子入りしているのです。

 

豊臣秀吉に最も恐れられたという蒲生氏郷を筆頭に、豊臣秀吉の宿敵だった明智光秀の娘・ガラシャを妻に持つ細川忠興、他にも前田利家や織田有楽斎など顔ぶれは多彩です。

 

当然、諸国の情勢や情報は千利休に集まり一大ネットワークができあがります。

 

現代のように簡単に情報が手に入る時代ではありません。

 

豊臣秀吉自身も情報の重要性を見抜き、情報に敏感であったからこそ成り上がってきたという経緯もあります。

だからこそ天下を統一した豊臣秀吉にとって、千利休の存在は他の誰よりも驚異に映ったのかもしれません。

 

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切腹の原因

例えば千利休が徳川家康と手を結んで豊臣政権を脅かすことになった場合、千利休の息のかかった大名たちがこぞって徳川家康側につくかもしれないのです。

 

1度権力を手にした者はそれを失う事を必要以上に恐れると言います。

 

あれだけ人材を生かして勢力をつけた豊臣秀吉でも、その天下を守るために、威勢を万民に示し、逆らうものはすべて滅ぼすという発想に転換していったとしてもおかしくはありません。

 

一般的に豊臣秀吉が激怒した理由は、大徳寺の門の改修時に千利休の雪草履姿の木造を楼門の上に設置し、その下を豊臣秀吉に通らせたからというものが有力です。

 

その他の原因としては

 

  • 利休の一声で茶器が高額になる影響力がおもしろくなかった。
  • 秀吉と茶道に対する考え方で対立した。
  • 政治の事に口出しをするようになり影響力もでてきたため。
  • 莫大な財を成していたから。

 

といったものがあります。

 

基本的には増長した千利休の慢心を懲らしめるための切腹というのが定説です。

 

ハッキリとした原因は今も謎のままですが、千利休は弁明をせずに死を受け入れたといいます。

 

その行為自体は明らかに豊臣秀吉に対して示した千利休の男としての意地であり、プライドであり、そしてまた強い諫言の意味を含んでいたのではないかと思います。

 

一大ネットワークがあるが故に豊臣秀吉に用いられ、あまりにも政治にかかわり過ぎたことが千利休の首を絞める結果になったことは皮肉な結果です。

 

千利休が切腹して果てたすぐ後に、豊臣秀吉は嫡男を病気で失い、やがて狂ったような統治を施していくことになります。

 

そしてその時には傍には豊臣秀吉に諫言できるものはおらず、人心は徳川家康へと移っていくことになるのです。

 

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