ようかんにアイス!?海軍の軍艦・間宮で作られていたお菓子の種類とは?

川崎造船所で造られた日本海軍の給糧艦・間宮。

 

間宮は大和や武蔵といった戦艦とは異なる補給艦という役割をもっていましたが、それゆえに海軍の兵士からとても人気がありました。

 

近年、間宮は日本海軍の軍艦などを擬人化したゲーム『艦これ』にも登場し人気を得ているようですが、ではこの給糧艦・間宮はいったいどういった役割を持っていて、どういったことが出来る船だったのか?

 

今回は歴史秘話ヒストリアにも取り上げられる、この間宮について迫ってみたいと思います。

 

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給糧艦

間宮は給糧艦(きゅうりょうかん)という船ですが、給糧艦とは戦うための軍艦ではなくて基地や仲間の拠点に食料を輸送するために造られた軍艦です。

 

戦国時代などでもそうですが、戦争の時に一番重要となってくるのは食料の補給。

 

食料が途絶えては兵士も戦うことが出来ません。

 

そんな理由で海上での食料の補給を強化するために海軍の要望で造られたのが間宮でした。

 

給糧艦という事で間宮の内部には冷蔵庫や冷凍庫が完備され、調理スペースも確保されていました。

 

もちろん調理スペースには料理人も配置。

 

言ってみれば、巨大なキッチンスタジアムがそのまま海上を移動していたようなイメージになります。

 

間宮で作っていたお菓子

間宮は生きた牛などをそのまま積んでおけるスペースがあり、艦内でその牛を加工することもできるほど設備が整った軍艦でした。

 

それだけでもかなり驚きなのですが、さらに間宮の中では兵士の疲れを癒すためのお菓子も製造されていました。

 

その内容は最中(もなか)、饅頭といった和菓子から、アイスクリーム、ラムネといたものまで様々。

 

さらに艦内で作るだけではなく、海軍に納品されたお菓子なども輸送していました。

 

この中に老舗の羊羹(ようかん)屋さんが納品していた羊羹があるのですが、この羊羹は現代の羊羹の1.5倍の砂糖を使用して作られていて、兵士の間でも特に人気が高かったそうです。

 

普通の羊羹でも十分甘いのに、それの1.5倍ってどんな甘さなんだ?と思いますが、確かに疲れたときはとにかく甘いもの(糖分)が必要になるので、極限状態にある兵士の方にはこれくらいでないと物足りなかったのかもしれませんね。

 

この羊羹は間宮羊羹と呼ばれ、あまりの人気さに兵士が殺到するので全てを配り終えるまでがとても大変だったと言われています。

 

いつの時代も疲れている時の甘いものは最高の癒しになるみたいですね。

 

兵士の生命線となる食料とスイーツを運ぶ給糧艦・間宮。

 

まさに誰もがその存在を知る海軍のアイドルのようなポジションで、兵士から人気があったというのも頷けます。

 

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間宮の沈没

艦内に牛を生きたまま積み込めてお菓子も作れるスーパーキッチンスタジアム艦・間宮。

 

そんな間宮にも最後の時がやってきます。

 

1944年に間宮が南シナ海をマニラ方面に向かって進行していた時、アメリカのシーライオンという潜水艦に魚雷を打ち込まれ、間宮は沈没してしまいます。

 

元々、間宮は巡航速度が遅かったので艦隊には加わらずに行動することが多かったようですが、食糧の輸送と言う重大任務を任され、間宮の存在は兵士の士気にも大きく影響するため常に護衛艦と共に行動していました。

 

しかし、その護衛艦も潜水艦には太刀打ちできず、ほとんど軍備を備えていなかった間宮はあっという間に南シナ海に沈んでしまう事になります。

 

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